補助金グダムhttps://hojokingdom.comIT導入補助金に特化した情報サイトWed, 18 Sep 2024 02:45:25 +0000jahourly1https://hojokingdom.com/wp-content/uploads/2024/06/cropped-ロゴ-32x32.png補助金グダムhttps://hojokingdom.com3232 IT導入補助金2024最終締め切りは10月15日!急ピッチで間に合わせる方法https://hojokingdom.com/ithojo2024saigo/Wed, 18 Sep 2024 02:45:25 +0000https://hojokingdom.com/?p=521

毎月公募のあったIT導入補助金ですが、2024年は異例となり、8月で一旦終了になりました。その後、追加公募が発表され、すべての申請枠の最後が10月15日までとなり、これで2024年度は最終となります。 今回は、最新で発表 ... ]]>

毎月公募のあったIT導入補助金ですが、2024年は異例となり、8月で一旦終了になりました。その後、追加公募が発表され、すべての申請枠の最後が10月15日までとなり、これで2024年度は最終となります。

今回は、最新で発表された公募を振り返るとともに、今日から10月15日までに間に合わせる方法をお伝えします。

「申請したいけどなにからすればいいか分からない!」という方はぜひ最後までご覧ください。

IT導入補助金2024最終締め切り

軍師ホジョン
軍師ホジョン

まずは発表されたIT導入補助金2024の最終回について見ていきましょう

【実施概要】
受付期間:2024年9月20日(金)9:30~2024年10月15日(火)17:00(予定)
交付決定日:2024年11月22日(金)(予定)
事業実施期間:交付決定~2025年1月16日(木)(予定)
事業実績報告期限:2025年1月16日(木)17:00(予定)
対象枠:通常枠、インボイス枠(インボイス対応類型)、インボイス枠(電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数社連携IT導入枠

引用:IT導入補助金2024

何度もお伝えしますが、これが最後です。また来年は新しく「IT導入補助金2025」が発表されると思いますが、例年通りだと3月から公募が始まります。

つまり、IT導入補助金2024は2024年10月で終わり、IT導入補助金2025は2025年3月から始まることになるので、約半年空きます。この半年間は、ITツールを新しく導入しようと思っても補助金が使えないということです。

2024年10月に間に合わせる事業主と2025年3月から始める事業主では、半年の開きがあります。この差は、経営上大きいのではないでしょうか?

「来年でいいや」と思っていたら競合がこの10月に間に合わせてITツールを導入した。そして、ものすごく売上を上げてシェアを奪われた。

おそらく、これが最悪のシナリオなのではないでしょうか?

少しでも焦りを覚えた方は、なるべく早めに行動に移しましょう。興味があるのであれば、とりあえずやってみる。失敗するかもしれません。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

でも、その経験はIT導入補助金2025、IT導入補助金2026に活かせるハズ!

次回申請するときはもっと簡単に申請できるようになっているでしょう。

IT導入補助金2024最終締め切りに間に合わせる方法

では、どうすれば最終回に間に合わせることができるのか。その方法をお伝えします。

申請枠を絞る

IT導入補助金2024は申請枠が5つあります。

  • 通常枠
  • インボイス枠(インボイス対応類型)
  • インボイス枠(電子取引類型)
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数社連携IT導入枠

この5つですが、ほとんどの事業主にあまり関係ないのが、

  • インボイス枠(電子取引類型)
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数社連携IT導入枠

この3つです。現に、この3つの枠は申請数が少なく、申請数も少ないです。

なので、

  • 通常枠
  • インボイス枠(インボイス対応類型)

この2つだけに絞りましょう。その中でも最もオススメなのが、インボイス枠(インボイス対応類型)です。その理由は別の記事で解説していますのでそちらをご覧ください。

そもそもインボイス枠(インボイス対応類型)がよく分からないという方は別の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

ITツールの選定

次に、IT導入補助金2024ITツール検索からITツールを検索していきます。

検索の仕方はまず、インボイス枠(インボイス対応類型)で検索する場合は、ITツール検索画面を開いて、

インボイス枠にチェックを入れます。すると、該当するソフトウェアを選択できるようになっているので、該当するものにチェックを入れます。

その下に【絞り込みオプション】があるのでクリックします。

すると、

  • 予算
  • 業種
  • 営業所所在地
  • 本店所在地

を絞り込めるようになっているので、適切なものを入力・選択し、検索します。

画面が遷移するまで時間が少しかかりますが、いろんなITツールが出てきます。

この中から気になったものをクリックして、詳細を見ていきます。ITツールのホームページにも飛べるようになっています。

IT導入支援事業者に連絡

ITツールで良さそうなものが見つかったら、問い合わせます。ITツールを登録している業者が「IT導入支援事業者」になります。

IT導入支援事業者とは

一般的な補助金と違うところが、IT導入支援事業者の存在です。

「IT導入支援事業者」とは、IT導入補助金を使いたい中小企業や小さなお店をサポートする専門の事業者で、補助金で活用できるITツールをIT導入支援事務局に登録しています。

IT導入支援事業者は以下のようなことを主に手伝ってくれます。

ITツールの説明
導入・運用に関わる相談
補助金の交付申請
ITツールの導入

補助金を申請したい会社やお店は、このIT導入支援事業者と協力する必要があります。

具体的には、次のような流れになります。

IT導入支援事業者とパートナーシップを組む

事業計画を策定

交付申請を行う

ITツール導入

つまり、IT導入補助金を受けるためには、専門のIT導入支援事業者と一緒に計画を立てて、申請手続きをする必要があります。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

このパートナーシップによって、会社やお店は効果的にITツールを導入し、業務の効率化を図ることができるのだ!

また、自社に導入したいITツールは勝手に購入したものでは審査に通りません。

IT導入支援事務局に登録されているツールのみ、IT導入補助金が認められています。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

すべてのITツールが対象となるわけではないことを覚えておこう

シンプルに説明すると…

自社の問題を解決するITツールをIT導入支援事務局に登録されているツールから探すと、Aというツールを見つけた。そのAというツールはAAというIT導入支援事業者が開発したものだった。

この場合、AAというIT導入支援事業者にコンタクトを取り、パートナーシップを組み、Aというツールを導入するためにAAと一緒にIT導入補助金を申請していく流れとなります。

すごく簡単に説明するとこんなイメージです。

ITツールのホームページには必ず問い合わせ先があるので、そこからコンタクトを取りましょう。

問い合わせる際の定型文を用意しましたので、ご活用ください。

〇〇株式会社
ご担当者さま

初めまして、〇〇株式会社の〇〇と申します。IT導入補助金のITツール検索を通じて貴社のITツール〇〇に興味を持ち、ご連絡させていただきました。貴社の〇〇をぜひ購入させていただきたく考えておりますが、その際にIT導入補助金の活用を検討しております。お忙しい中恐縮ですが、最終締め切りである10月15日に間に合わせることができればと考えております。しかしながら、貴社のスケジュールもあるかと思いますので、まずは一度、ITツールや補助金についてお話しさせていただければ幸いです。お時間をいただけますでしょうか。お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇株式会社
〇〇

書類準備

IT導入支援事業者と連絡が取れて、「やりましょう!」となったら、今度は書類準備や登録作業にかかります。ある程度時間がかかるものではありますが、10月15日まで時間がないため早急に取り掛かりましょう。

準備しなければいけない書類

【法人の場合】

実在証明書履歴事項全部証明書
事業実態確認書類 税務署で発行された直近分の法人税の納税証明書

【個人事業主の場合】

本人確認書類運転免許証、運転経歴証明書若しくは住民票
事業実態確認書類1税務署で発行された直近分の所得税の納税証明書
事業実態確認書類2税務署が受領した直近分の確定申告書の控え

登録作業

  • 「gBizIDプライム」アカウントの取得
  • 「SECURITY ACTION」宣言の実施
  • 「みらデジ経営チェック」の実施

その後は、IT導入支援事業者と共同で申請を行なっていきます。

IT導入補助金2024最終締め切りまでのロードマップ

IT導入補助金2024最終締め切りに間に合わせるための方法をお伝えしましたが、中でも難しいのがITツールの選定。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

ITツールの選定は意外と難しい…

なぜなら、IT導入補助金事務局には約4万件のITツールが登録されているからです。

「どれがいいかなぁ」と1つ1つ見ていくのはもはや不可能。

あなたも「いったいどれがいいか分からない!」という状態ではないでしょうか。

まず、大事なことは、「目的」「方向性」決め。

  • なにがしたくて
  • なにが目的で
  • どうしたいのか

これを決めておかないと途中で挫折することになりますし、方向性がズレていきます。

そして、方向性決め。

ズバリ、あなたはIT導入補助金を「攻め」で使いたいのか、それとも「守り」で使いたいのか、どちらでしょうか?

ITツールは極論、売上を上げるための攻めツールか、インボイス対応やセキュリティー対策などの守りツールかのどちらかしかありません。

あなたは「攻め」と「守り」どちらをしたいですか?

もし、攻めのツールを手に入れたいということであれば、オススメのITツールはコチラ。

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し、収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け

お問い合わせ

軍師ホジョン
軍師ホジョン

「補助金グダムを見た」と言っていただければスムーズです

守りツールを手に入れたいということであれば、ITツール検索をし、IT導入補助金事業者に連絡をします。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

「目的決め」「方向性決め」からIT導入補助金事業者にコンタクトを取るまでを1日でやりましょう

ただ、忘れてはいけないことは、IT導入補助金事業者にも他の仕事があること。

IT導入補助金の支援事業だけ行っている企業はほぼありません。他の業務があったり、ITツール開発をしていたりするので、暇ではないことは頭に入れておきましょう。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

相手の仕事状況も頭に入れながら丁寧な連絡の仕方を心がけましょう

また、支援事業で手がいっぱいということもあり得ます。おそらく、公募スケジュールが激減し最終回が迫ることで焦る事業主も多いでしょう。

ここから駆け込み需要が見込まれるため、「今支援するのに手一杯で新規受付はできません」という可能性もあります。なので、申請に間に合わせるために急ピッチで行動しましょう。

とはいえ、営業日2日以内に折り返しの連絡がなかったら、あなたも申請に間に合わなくなるので、他の似たようなツールを探し、別の支援事業者にコンタクトを取りましょう。

予め、2,3社に連絡を取ってみるのもいいかもしれません。

そして、支援事業者から折り返しの連絡があったら、準備を急ピッチで進めていきます。分からないことは、支援事業者に聞きながら進めていきましょう。

また、IT導入補助金に関する質問は事務局にも電話できますので、分からないことは問い合わせてみましょう。

IT導入補助金に関する質問窓口

専用電話番号 0570-666-376
※繋がりにくいです

とにかく、申請すること自体にデメリットは1つもありません。採択されてからITツールを購入するので、採択までは費用もかかりません。

まずはチャレンジしてみるということがとても大事なのではないでしょうか?

実際に一度やってみないとなにも分かりません。なにも始まりません。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

申請に間に合わせるためには、まずは行動に移しましょう!

IT導入補助金2024の申請でよくある質問

IT導入補助金はいくらもらえる?

だいたい、1/2または2/3です。

100万円のITツールだったら、50万円または66万円補助金が降ります(条件や上限アリ)

ただ、細かいことはあとです。

IT導入補助金2024の申請に間に合わせるためには、まずは方向性を決めたりITツールを決めたり、支援事業者にコンタクトを取ったりして、細かいことはやりながら覚えていきましょう。

IT導入支援事業者には手数料はいくら払う?

だいたい補助額の2,30%が相場です。

ただ、先にもお伝えしているように細かいことはあと。IT導入補助金の申請をやってみるということを最優先にして行動しましょう。

まとめ

今回は、IT導入補助金2024の最終公募についてお伝えしました。今回お伝えした内容をそのまま行動していただければまだ間に合うでしょう。

なによりも、次のIT導入補助金2025が開始される2025年3月を待つのはあまりにも長すぎます。

それであれば、申請が通るか分からないけど1回やってみる。これはかなり価値があることではないでしょうか。採択されるまではITツールの費用は発生しませんので、デメリットがありません。

IT導入補助金2024はすでに約33,000社が採択されています。あなたにも十分可能性があるのでまずは、一度やってみましょう。

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受発注システム導入に最適なIT導入補助金の魅力https://hojokingdom.com/juhattyusystem/Mon, 02 Sep 2024 07:14:27 +0000https://hojokingdom.com/?p=503

「受発注システム導入に活用できる補助金はなにがあるだろう」ということで探されている方は多いと思います。調べるといろんな補助金が出てきますが、余計に情報だけ取ってしまい、結局どの補助金がいいか分からなくなってしまうのではな ... ]]>

「受発注システム導入に活用できる補助金はなにがあるだろう」ということで探されている方は多いと思います。調べるといろんな補助金が出てきますが、余計に情報だけ取ってしまい、結局どの補助金がいいか分からなくなってしまうのではないでしょうか。

受発注システム導入に使える補助金を探されているのであれば、「IT導入補助金」一択です。

なぜIT導入補助金がオススメなのか、実際どんな受発注システムがあるのかなど、分かりやすく解説していきますのでぜひご覧ください。

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、受発注システム、売上改善、営業支援、在庫管理などのITツールを導入する際に費用の一部を国が負担してくれる補助金です。

ITツールはどんなものでも申請が可能というわけではなく、IT導入支援事務局に登録されているITツールのみとなります。IT導入補助金は毎年更新され、内容も若干異なるようになっています。

2024年9月現在、IT導入補助金の公募はあと1回となっていますので、申請したい方はラストチャンスです。

IT導入補助金2024については別の記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

IT導入補助金の魅力

政府が力を入れている

軍師ホジョン
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政府が最も力を入れている補助金の1つといっても過言ではないでしょう

また、AIやDXも当たり前になってきているので、ITツールは時代に合っているという背景もあります。

意外となんでもITツール化できてしまうので、フラットに考えてみると新しい発見があると思います。

採択率が高い

IT導入補助金2024は申請枠が5つあります。

それぞれの全体平均採択率がコチラ。

申請枠全体平均採択率
通常枠75.2%
インボイス枠(インボイス対応類型)93.8%
インボイス枠(電子取引類型)100%
セキュリティ対策推進枠90.5%
複数社連携IT導入枠50%
軍師ホジョン
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採択率が高いということは当然、採択されやすいということ

公募が頻繁にある

IT導入補助金は例年だと毎月公募があります。なので、チャンスを逃しても、不採択になっても来月、また来月とチャンスがあるので申請しやすいです。

ただ、2024年度は異例中の異例で残りあと1回しか公募がありません。詳しくは別の記事をご覧ください。

IT導入支援事業者の存在

IT導入支援事業者とは

一般的な補助金と違うところが、IT導入支援事業者の存在です。

「IT導入支援事業者」とは、IT導入補助金を使いたい中小企業や小さなお店をサポートする専門の事業者で、補助金で活用できるITツールをIT導入支援事務局に登録しています。

IT導入支援事業者は以下のようなことを主に手伝ってくれます。

ITツールの説明
導入・運用に関わる相談
補助金の交付申請
ITツールの導入

補助金を申請したい会社やお店は、このIT導入支援事業者と協力する必要があります。

具体的には、次のような流れになります。

IT導入支援事業者とパートナーシップを組む

事業計画を策定

交付申請を行う

ITツール導入

つまり、IT導入補助金を受けるためには、専門のIT導入支援事業者と一緒に計画を立てて、申請手続きをする必要があります。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

このパートナーシップによって、会社やお店は効果的にITツールを導入し、業務の効率化を図ることができるのだ!

また、自社に導入したいITツールは勝手に購入したものでは審査に通りません。

IT導入支援事務局に登録されているツールのみ、IT導入補助金が認められています。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

すべてのITツールが対象となるわけではないことを覚えておこう

シンプルに説明すると…

自社の問題を解決するITツールをIT導入支援事務局に登録されているツールから探すと、Aというツールを見つけた。そのAというツールはAAというIT導入支援事業者が開発したものだった。

この場合、AAというIT導入支援事業者にコンタクトを取り、パートナーシップを組み、Aというツールを導入するためにAAと一緒にIT導入補助金を申請していく流れとなります。

すごく簡単に説明するとこんなイメージです。

受発注システムはどんなものが登録されている?

では、実際にどんな受発注システムがIT導入支援事務局に登録されているのか見ていきましょう。

まず、業種の括りは20種類に分けられています。一覧がコチラ。

  • 農業・林業・漁業向け
  • 建設・土木業向け
  • 製造業向け
  • 情報サービス業向け
  • 運輸業向け
  • 卸売業向け
  • 小売業向け
  • 保険・金融業向け
  • 不動産業向け
  • 物品賃貸業向け
  • 専門・技術サービス業向け
  • 宿泊業向け
  • 飲食業向け
  • 生活関連サービス業向け
  • 教育・学習支援業向け
  • 医療業向け
  • 介護業向け
  • 保育業向け
  • その他サービス業向け
  • 上記のいずれにも分類されない業種向け

業種ごとに受発注システムの例を見ていきましょう。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

ちなみに、受発注システムはインボイス枠(インボイス対応類型)なので覚えておきましょう

検索条件

・インボイス枠(インボイス対応類型)
・受発注ソフトウェア

農業・林業・漁業向け

取引上手くん9 フルセット版 5年 複数台

見積・受注・売上・請求・回収・発注・仕入・支払・在庫管理業務を搭載した販売仕入在庫管理ソフトです。 各種帳票はA4白紙に出力され専用用紙を必要としません。 日々発生する伝票入力を来なうことで納品書・請求書の発行、入金・支払予定表の出力ができますので月々の資金繰や期末時の売掛・買掛管理をスムーズに行っていただけます。 業務分散の複数人同時伝票入力が可能です。 仕入伝票入力時に発注分の入庫引き当てを売上伝票入力時に受注分の出荷引き当てができ、見積伝票から売上又は受注伝票へのデータ転機機能を搭載していますので伝票入力作業の重複を防ぐだけではなく、発注済み未入荷や受注済み未出荷の管理を効率よく行っていただけます。 電話問い合わせに加えリモート(遠隔操作)でもサポートを行っておりますので、遠方のお客様・パソコンに不慣れなお客様でも安心して導入いただけます。

引用:ITツール詳細
ITツール名取引上手くん9 フルセット版 5年 複数台
IT導入支援事業者株式会社アイシーエスシステム研究所
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格710,000円
ライセンス1価格65,000円
補助額例
※参考程度
最大558,333円

建設・土木業向け

建設大臣NX Super スタンドアロン版

建設会計を徹底的に効率化 『建設大臣NXSuper』は、振替伝票を入力するだけで、工事台帳、工事一覧表などの工事関連帳票や、元帳、試算表等の経理帳票を自動作成します。 また、ジョブ管理機能を有しており、ネットワーク上の各クライアントの処理状況を一覧できる非対面化機能も備えております。 『建設大臣NX』シリーズは、これからの建設業界の会計システムに新しい時代を築きます。

引用:ITツール詳細
ITツール名建設大臣NX Super スタンドアロン版
IT導入支援事業者株式会社モアコンセプト
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,000,000円
補助額例
※参考程度
最大608,333円

製造業向け

REVIEW-Ⅲ ネットワーク版

見積管理→見込客情報から受注処理で工事マスタに連動 ・発注仕入管理・買掛支払管理・受注売上請求管理・売掛回収管理 ・実行予算・日報管理・原価管理

引用:ITツール詳細
ITツール名REVIEW-Ⅲ ネットワーク版
IT導入支援事業者株式会社コンプケア
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格2,100,000円
ライセンス1価格200,000円
補助額例
※参考程度
最大1,575,000円

情報サービス業向け

freee会計 ベーシックプラン

見従業員数が3名から20名の規模の企業を対象にしたクラウド会計ソフト。オンラインバンキング口座の明細自動取得やAIを活用して帳簿作成業務や入出金管理業務を自動化・効率化する。帳票のデジタル保存が可能。請求書からの売掛台帳自動転記機能により、債務管理業務を効率化する。

引用:ITツール詳細
ITツール名freee会計 ベーシックプラン
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格47,760円
ライセンス1価格3,600円
補助額例
※参考程度
最大38,520円

運輸業向け

SMILE V2 運輸業システムトラックスター2023

運輸業における、日報管理、請求管理、支払管理、車両管理、運転者管理などに対応したシステムです。

引用:ITツール詳細
ITツール名SMILE V2 運輸業システムトラックスター2023
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格935,000円
補助額例
※参考程度
最大665,000円

卸売業向け

弥生販売 24 ネットワーク with SQL 3ライセンス

帳票のかんたん発行と販売管理・仕入・在庫管理はこれ1本で! ネットワークで複数のPCから同時入力可能! 

引用:ITツール詳細
ITツール名弥生販売 24 ネットワーク with SQL 3ライセンス
IT導入支援事業者株式会社コプロ
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格361,000円
補助額例
※参考程度
最大270,750円

小売業向け

アパレル業向けTP SMILE V2 ApaRevo LAN11ー20 トランスファ2023

品書や請求書発行はもちろん、見積から入金、発注から支払、在庫管理まで、販売・購買にかかわる業務全般を一気通貫で管理可能。豊富な管理帳票や充実したデータ分析など、豊富な機能で、業務の効率化を支援します。

引用:ITツール詳細
ITツール名アパレル業向けTP SMILE V2 ApaRevo LAN11ー20 トランスファ2023
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格825,000円
補助額例
※参考程度
最大591,667円

保険・金融業向け

販売大臣NX Super スタンドアロン

見積から受注・発注・仕入など、一連の販売管理業務を徹底的に効率化できる販売・仕入管理システムです。インターネット経由で金融口座から入金明細を取得し、AI(人工知能)が入金伝票を作成します。また、使いやすい伝票や見積機能で、日々の業務を強力にサポートします。

引用:ITツール詳細
ITツール名販売大臣NX Superスタンドアロン
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格400,000円
補助額例
※参考程度
最大300,000円

不動産業向け

SMILE V Air 販売モジュール スタンダード

納品書や請求書の発行はもちろん、受注・売上・入金、発注・仕入・支払、在庫管理と、販売・購買にかかわる業務全般を管理します。ダブルクリックで展開するデータ分析など、豊富な機能で業務をご支援いたします。複数のOPをセット化した上位製品です。

引用:ITツール詳細
ITツール名SMILE V Air 販売モジュール スタンダード
IT導入支援事業者リコージャパン株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格264,000円
ライセンス1価格19,800円
補助額例
※参考程度
最大212,850円

物品賃貸業向け

勘定奉行クラウド Sシステム

経理の基本業務はもちろん情報活用までできる、導入シェアNo.1の会計システムです!元帳・試算表といった財務視点の帳票はもちろん、企業独自の視点を盛り込んだ会計レポートもボタンひとつで作成できます。 「奉行Egde 請求管理電子化クラウド」の一部機能が標準機能として追加され、請求(売上)伝票を入力することで適格請求書を発行することもでき、発行した請求書データを元に仕訳伝票が自動作成されます。 また、金融機関から受信した入出金明細データを自動で取り込み、仕訳を自動起票しますので、取引先ごとの売掛金台帳(元帳)も出力可能です。

引用:ITツール詳細
ITツール名勘定奉行クラウド Sシステム
IT導入支援事業者キヤノンシステムアンドサポート株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格336,000円
補助額例
※参考程度
最大252,000円

専門・技術サービス業向け

マネーフォワード クラウド【パーソナル】

マネーフォワード クラウド【パーソナル】は、金融関連サービスを連携することで、明細データを自動取得し、仕訳や申告書を簡単に作成。e-Taxにも対応の個人事業主向けの確定申告ソフトです。

引用:ITツール詳細
ITツール名マネーフォワード クラウド【パーソナル】
IT導入支援事業者ベストプランナー合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格20,160円
補助額例
※参考程度
最大15,120円

宿泊業向け

V-ONEクラウド スターター

対面販売を除く、売掛金・未収金が発生するすべての業種・業態・規模の企業に発生する売上請求管理業務、入金消込業務、および売掛金管理・決済管理業務の課題や煩雑さを解消するクラウドツール「V-ONEクラウド」のスタータープランになります。 売上の計上・請求書データの作成から、入金データの自動取得、入金消込作業の自動化、請求・売掛残高管理、手形管理、電子記録債権管理、会計仕訳データ作成、督促のための滞留債権営業確認機能など、資金回収にまつわる業務を効率化させる機能を搭載。 上記機能により、手作業や汎用表計算ソフトなどを用いたアナログでミスの起きやすい非効率な作業をシステム化・自動化することで、作業工数の削減はもちろん、セキュリティの向上、滞留債権情報の可視化、資金回収の早期実現、ペーパーレス化、迅速な月次決算を実現し強固な体制基盤を構築します。

引用:ITツール詳細
ITツール名V-ONEクラウド スターター
IT導入支援事業者株式会社ミロク情報サービス
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格396,000円
補助額例
※参考程度
最大297,000円

飲食業向け

ACELINK NX-CE 販売 仕入在庫管理

仕入管理・在庫管理など基幹システムとして豊富な機能と柔軟性をもった販売管理ソフトです。会計システムなどともシームレスに連携して総合的にご利用になれます。

引用:ITツール詳細
ITツール名ACELINK NX-CE 販売 仕入在庫管理
IT導入支援事業者式会社ミロク情報サービス
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格297,000円
ライセンス1価格198,000円
補助額例
※参考程度
最大371,250円

生活関連サービス業向け

クラウド会計ソフトfreee ひとり法人プラン(年払い)

クラウド会計ソフトです。日常の経理業務のIT化をベース機能とし、お客様の経営状況と要望に応じて、決算書作成、確定申告、見積請求管理、POSレジ連動、EC連動、経費ワークフロー管理、勤怠管理、給与計算等の機能を追加することができます。

引用:ITツール詳細
ITツール名クラウド会計ソフトfreee ひとり法人プラン(年払い)
IT導入支援事業者合同会社フォーアイコンサルタント
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格35,760円
補助額例
※参考程度
最大26,820円

教育・学習支援業向け

会計受発注システム コネクトレード スタンダードプラン(買い切り)

コネクトレードは「会計業務」と「受発注業務」に必要な機能を搭載した会計・受発注管理システムです。  これまで紙ベースで管理されてきた受発注情報をコネクトレードに登録し、受発注状況を即座に把握することが可能にします。  また、日々の業務で発生する仕訳をコネクトレードに登録し、貸借対照表、損益計算書などの財務諸表も作成することができます。  紙ベースで管理されてきた事務処理現場のDX化をサポートし事務処理の効率化を後押します。

引用:ITツール詳細
ITツール名会計受発注システム コネクトレード スタンダードプラン(買い切り)
IT導入支援事業者株式会社el mosso
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,500,000円
補助額例
※参考程度
最大704,167円

医療業向け

OL NEXT介護療養型医療施設請求管理システム 使用権パック

実績登録するだけで自動的にサービス加算の算定が行われるため、実績と請求の間に差異が生じることを防止でき確実な算定処理が可能です。国保連への請求時に不足時や食い違いのある情報を確認できるため、うっかりミスにより返戻を未然に防ぐことができます。請求書は利用料の項目や配置を、事業所様の運用に合わせて設定できるため、使い慣れた様式でスムーズに運用できます。

引用:ITツール詳細
ITツール名OL NEXT介護療養型医療施設請求管理システム 使用権パック
IT導入支援事業者リコージャパン株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格720,000円
ライセンス1価格130,000円
補助額例
※参考程度
最大600,800円

介護業向け

NEXT特定施設・有料老人ホーム・高齢者住宅向け請求システム 使用権パック

実績登録するだけで自動的にサービス加算の算定が行われるため、実績と請求の間に差異が生じることを防止でき確実な算定処理が可能です。 国保連への請求時に不足時や食い違いのある情報を確認できるため、うっかりミスにより返戻を未然に防ぐことができます。 請求書は利用料の項目や配置を、事業所様の運用に合わせて設定できるため、使い慣れた様式でスムーズに運用できます。

引用:ITツール詳細
ITツール名NEXT特定施設・有料老人ホーム・高齢者住宅向け請求システム 使用権パック
IT導入支援事業者三菱電機ITソリューションズ株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格360,000円
ライセンス1価格130,000円
補助額例
※参考程度
最大367,500円

保育業向け

福祉大臣NX 保育園版

法改正、会計基準、帳票など、最新のニーズに対応する社会福祉法人向け会計ソフト。 入力と同時に仕訳整理ができ、特有の語句をインプットした摘要辞書などを標準装備した使いやすさで、多忙な日常の業務を的確にサポートします。

引用:ITツール詳細
ITツール名福祉大臣NX 保育園版
IT導入支援事業者キヤノンシステムアンドサポート株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格600,000円
補助額例
※参考程度
最大441,700円

その他サービス業向け

The Kimono Lite

TheKimonoは直感的に着物専門店の業務管理を実現するツールで、必要とされる管理項目をトータルにサポート。着物店専用ソフトならではのきめ細かな機能で直感的な経営戦略を可能にします。Liteは単一店舗向けのパッケージ商品で、本部機能など一部の機能は省かれます。また将来的にProへのアップグレードも可能です。

引用:ITツール詳細
ITツール名The Kimono Lite
IT導入支援事業者株式会社コプロ
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格2,200,000円
補助額例
※参考程度
最大1,170,833円

上記のいずれにも分類されない業種向け

PCA商魂DX システムA

顧客(得意先)・商製品の取引実績・伝票発行を管理でき、蓄積された見積・受注・売上・請求等データを多面的にデータを分析できる汎用販売管理パッケージです。

引用:ITツール詳細
ITツール名PCA商魂DX システムA
IT導入支援事業者キヤノンシステムアンドサポート株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格264,000円
補助額例
※参考程度
最大198,000円

IT導入補助金申請の流れ

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

まとめ

今回は、受発注システム導入に最適なIT導入補助金の魅力について迫りました。また、各業種向けに受発注システムを1つ1つずつご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

ご自身の業種に当てはめるとなんとなく変化や効果が見込めたのではないでしょうか。もし、興味があるものがあればIT導入支援事業者に問い合わせてみてください。

また、今回は補助額例を記載しましたが、実際は異なることもあります。詳しくはツールを提供しているIT導入支援事業者お問い合わせください。

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飲食店で使えるIT導入補助金2024は10197件?ツール検索の仕方も合わせてオススメをご紹介!https://hojokingdom.com/insyokumukeittool/Tue, 27 Aug 2024 08:51:45 +0000https://hojokingdom.com/?p=417

飲食店で使えるIT導入補助金を探している経営者の方も多いかと思います。また、実際費用はどれくらいかかって、補助金はいくら降りてどんな効果が見込めるのかなども気になっていることでしょう。 そこで今回は、飲食業の経営者向けに ... ]]>

飲食店で使えるIT導入補助金を探している経営者の方も多いかと思います。また、実際費用はどれくらいかかって、補助金はいくら降りてどんな効果が見込めるのかなども気になっていることでしょう。

そこで今回は、飲食業の経営者向けに飲食店で使えるIT導入補助金の詳細とオススメITツールをご紹介します。

IT導入補助金2024とは?

IT導入補助金とは、売上アップや経営改善、インボイス対応などのITツールを導入する際の費用を一部国が負担してくれるという補助金です。

詳しくは別の記事で解説してしますのでご覧ください。

2024年8月時点ですでに全国で24,589件採択されています。

飲食店で使えるIT導入補助金2024のおすすめ枠は?

IT導入補助金2024には5つの申請枠があります。

「ウチはどの枠で申請するのがオススメですか?」というお問い合わせをいただくことがありますが、ズバリ、オススメは『インボイス枠(インボイス対応類型)』

なぜかというと、理由は主に2つあります。

インボイス枠(インボイス対応類型)は採択率が圧倒的に高い!

採択結果を見ても分かるようにインボイス対応類型の採択率は平均93.8%と高いです。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

つまり、申請が通りやすいということ

だからといって、不正をしようとするとバレて大変なことになるのでそれだけは注意しましょう。

インボイス枠(インボイス対応類型)でも売上アップを狙える!

本来であれば、売上を上げるためのITツールを導入したいとなったら、申請は通常枠になります。ただし、通常枠には下記のような縛りがあります。

交補助事業者の労働生産性について、以下要件を全て満たす3年間の事業計画を策定し実行すること。
1.1年後に労働生産性を3%以上向上させること
2.事業計画期間において労働生産性を年平均成長率3%以上向上させること
3.生産性向上の目標が実現可能かつ合理的であること

引用:IT導入補助金2024 公募要領

150万円以上の補助金を申請しようとする者は、以下の要件を全て満たす3年の事業計画を策定し、実行すること。
・賃金引上げ計画を策定し従業員に表明していること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上させること。
・事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

詳しくは、別の記事をご覧ください。

これらの要件が達成できなかった場合は、補助金の返還を求められることがあります。

でも、インボイス対応類型は通常枠のような縛りがありません。

つまり、インボイス対応類型で売上アップも狙えるITツールを導入するのが狙い目ということになります。

飲食店で使えるITツールを探す方法

では、どのように自分の店舗に当てはまるITツールを検索すればいいかというと、IT導入補助金2024のホームページに『ITツール検索』というページが設けられています。そこから探すことができますが、残念なことに意外と使いづらかったりします。

なので、今回はITツールの検索方法も合わせてご紹介します!

IT導入補助金2024のITツール検索の仕方

ITツール検索はコチラからできます

ITツール検索画面は下の画像のようなトップページから始まります。

引用:IT導入補助金2024

スクロールすると、【ITツールを探す】【IT導入支援事業者を探す】とありますが、最初からIT導入支援事業者を探す方はいないと思いますので、【ITツールを探す】を選択します。

引用:IT導入補助金2024

今回はインボイス枠(インボイス対応類型)で検索していきます。

引用:IT導入補助金2024
  • 決済関連ソフトウェア
  • 会計財務ソフトウェア
  • 受発注ソフトウェア

の3つ選択できますが、一旦全部選択します。

引用:IT導入補助金2024

下を見ていくと【絞り込みオプション】があるのでクリックします。

引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024

【絞り込みオプション】では、

  • ITツール導入予算
  • 取扱業種
  • 営業所所在地
  • 本店所在地

の絞り込みができます。

一旦、予算や地域を決めずに飲食業向けのITツール(インボイス対応類型)を検索してみましょう。

検索ボタンを押した後は数秒ほど待ってから画面が遷移します。

引用:IT導入補助金2024

すると、10,197件のITツールが出てきました。(2024年8月時点)

ものすごく多いと思いませんか?ここから探すのは至難の技です。

では、もう少し絞り込みを行なっていきましょう。

東京の飲食店で使えるITツールは?

地域を東京に絞ってITツールを見ていきましょう。

引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024

試しにITツール導入予算を300万円以内に設定してみます。

引用:IT導入補助金2024

すると、3,840件のITツールが出てきました。

試しに一番上に出てきたツールをクリックしてみます。

引用:IT導入補助金2024

ここではツールの概要を見ることができます。

引用:IT導入補助金2024

製品URLをクリックするとITツールの詳細が分かるホームページに飛びようになっています。

引用:https://pos-cube.com/

今度は、インボイス枠対応類型のもう1つの特徴、PC、タブレット、プリンター、POSレジなどのハードウェアとの申請もできるITツールを見ていきましょう。

先ほどの検索画面で、『インボイス対応類型はハードウェアとの同時申請が可能です』と記載されている部分にもチェックを入れます。

引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024

あとは同じ条件で検索すると…

引用:IT導入補助金2024

3,153件のITツールが出てきました。

ハードウェアと一緒に検索しなかった先ほどの3,840件よりかは数が少なくなりましたね。

ちなみに、『インボイス対応類型はハードウェアとの同時申請が可能です』というのはどういうことかというと、インボイス対応類型はソフトウェアとハードウェア両方の申請ができます。

つまり、新しいパソコン、タブレット、プリンター、POSレジなども補助金を使って購入できるということです。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

これが『インボイス対応類型』の魅力!

大阪の飲食店で使えるITツールは?

では、今度は同じ条件で大阪を見てみましょう。

引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024

東京は3,153件のITツール出てきましたが、大阪は565件のITツールが出てきました。

神奈川の飲食店で使えるITツールは?

今度は神奈川も見てみましょう。

引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024
引用:IT導入補助金2024

3,153件のITツールが出てきた東京に対して、神奈川は160件でした。

都道府県によって使えるITツールが違う?

今回は、東京、大阪、神奈川の地域を見ていきましたが、【ITツール検索】での地域は、あくまでもお店の地域に営業所を持っているIT導入支援事業者が出てきます。

IT導入補助金自体、そもそも地域性はなく全国対象なので、同じようにITツールも「この地域ではないと使えません」という縛りはありません。ツールによっては若干地域縛りがあるものもあるかもしれませんので、詳しくはお目当てのITツールを登録しているIT導入支援事業者にお問い合わせください。

IT導入支援事業者が近くにいるというのは直接相談できるというメリットはあります。でも、オンラインでミーティングすることも増えてきた昨今、そこまで地域は関係ないと言えるでしょう。

飲食店で使えるIT導入補助金2024のおすすめ3選

では、飲食店で使えるオススメのITツールをご紹介します。

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し、収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け

「ICHIGO ICHIE(いちごいちえ)」は一言でいうと、顧客を逃さない。

例えば、営業ではたくさんの人と会ったり、たくさんの名刺交換を行うと思います。

その人たちに漏れなく満足な営業ができていますか?というと、いかがでしょう。

おそらく、できていないと思います。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

営業以外にもやることはあるので、毎回毎回マンパワーで営業というのはなかなか難しい

他にも、美容院や飲食店など、お客様がリピートするような仕組みができていますか?というと、ほとんどの店舗がなかなか仕組み化されていないでしょう。

これは正直、もったいないですよね。

新規顧客獲得が一番コストがかかるので、お客様がリピートしてくれるのが一番嬉しいハズです。

これらの「もったいない」を解決してくれるのが、「ICHIGO ICHIE」というITツールです。

ご興味のある方はぜひ一度問い合わせてみてください。

問い合わせてみる

軍師ホジョン
軍師ホジョン

「補助金グダム」を見たと言っていただければスムーズです!

ICHIGO ICHIEを導入する場合の補助額は?

該当するインボイス枠(インボイス対応類型)の補助率、補助額はコチラです。

【会計・受発注・決済のうち「2機能以上」を有している場合

補助率補助額
2/3以内50万円超〜350万円以下 ※1
引用:IT導入補助金2024

※1:補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3

ITツールの表示価格のみで計算した場合は下記になります。

ITツール192万円の場合、まず50万円以下の部分を計算します。

50万円 × 3/4 = 37.5万円

次に、50万円を超える部分について計算します。

192万円 – 50万円 = 142万円

142万円 × 2/3 = 93.72万円

合計補助額
37.5万円 + 93.72万円 = 1,312,200円

PEregi(レジ・セルフオーダー)

 引用:https://bcsjapan.com/?page_id=578

飲食店型セルフオーダーシステム QRコードオーダーシステム 個別会計・オーダー・決済 売上管理(日/週/月~) オフライン会計 SECURITY(操作権限レベル付与可能) 店舗毎売り上げ・情報管理機能 メニュー編集・回転率分析・POS操作履歴

引用:ITツール詳細
ITツール名PEregi(レジ・セルフオーダー)
IT導入支援事業者ランチパッドテクノロジー&パートナー株式会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格600,000円
ライセンス1価格100,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
業種固有プロセス
対象業種飲食業向け

セルフオーダーシステムを導入できるところや英語、中国語、韓国語などのインバウンドにも対応しているところが魅力です。

PEregi(レジ・セルフオーダー)を導入する場合の補助額は?

該当するインボイス枠(インボイス対応類型)の補助率、補助額は1つ目のITツールと同じです。

ITツールの表示価格のみで計算した場合は下記になります。

ITツール70万円の場合、まず50万円以下の部分を計算します。

50万円 × 3/4 = 37.5万円

次に、50万円を超える部分について計算します。

70万円 – 50万円 = 20万円

20万円 × 2/3 = 13.20万円

合計補助額
37.5万円 + 13.2万円 = 507,000円

スマレジ フードビジネス

引用:https://smaregi.jp/price/food.php

クラウドPOSレジ。フードビジネスプランは、スマレジ・ウェイターを 使った飲食店向けプラン。飲食店の注文入力から テーブル管理、お会計、売上分析まで、 全てシームレスな運用を実現します。

引用:ITツール詳細
ITツール名スマレジ フードビジネス
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格132,000円
ライセンス1価格16,800円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種卸売業向け
小売業向け
宿泊業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
その他サービス業向け

株式会社大塚商会がIT導入支援事業者として登録しているツールです。豊富な機能とサポートが魅力。

引用:https://smaregi.jp/price/food.php

スマレジ フードビジネスを導入する場合の補助額は?

該当するインボイス枠(インボイス対応類型)の補助率、補助額は1つ目のITツールと同じです。

ITツールの表示価格のみで計算した場合は下記になります。

148,800円 × 3/4 = 111,600円

IT導入補助金2024申請の流れ

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

まとめ

今回は飲食店で使えるIT導入補助金2024をご紹介しました。また、少し見づらいITツール検索を使ってどのように最適なITツールを見つけられるかもご紹介しました。

あとは、気になったITツールに問い合わせましょう。そこから詳細、具体的な金額、申請手順などをIT導入支援事業者とともに進めていきます。

すでに全国では24,589件ものIT導入補助金が採択されています。知っている人はすでに利用しているので、あなたも時代に乗れるよう即行動していきましょう。

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IT導入補助金2024インボイス枠(インボイス対応類型)の交付規程を分かりやすく要約!https://hojokingdom.com/itdonyuinvoicekouhukitei/Thu, 15 Aug 2024 13:58:00 +0000https://hojokingdom.com/?p=434

IT導入補助金2024には5つの申請枠があり、それぞれに交付規程と公募要領が定められています。ホームページにPDFもありますが、正直こういう資料を読むのって読みづらいし時間がかかるので面倒ですよね。 ましてや経営をしてい ... ]]>

IT導入補助金2024には5つの申請枠があり、それぞれに交付規程と公募要領が定められています。ホームページにPDFもありますが、正直こういう資料を読むのって読みづらいし時間がかかるので面倒ですよね。

ましてや経営をしていると毎日忙しいので、大事なのは分かってはいるけど目を通す暇がありません。そこで今回は忙しい方のために、インボイス枠(インボイス対応類型)の交付規程を分かりやすく要約してご紹介します。

この記事を読んでいただければ読みづらい資料を読む必要がありません!簡単にIT導入補助金2024の全体が掴めますのでぜひ最後までご覧ください。

目次

IT導入補助金2024インボイス枠(インボイス対応類型)とは?

インボイス制度に対応するために導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト、PC・ハードウェア等の経費の一部を補助してくれるものです。

詳しくは別の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

業種は問わず、さまざまなITツールが事務局に登録されています。

IT導入補助金2024インボイス枠(インボイス対応類型)の交付規定は?

IT導入補助金2024のインボイス枠(インボイス対応類型)の交付規定はホームページで確認することができますが、細かい字で全19ページとあります。これを読んで理解するのはけっこう時間を取られます。

交付規定を読むんだったら売上を伸ばすことに集中したいですよね。

でも、IT導入補助金2024を考えている方は交付規定や公募要領を読んで理解しないといけないのです。まず、そこから始まります。よく分からないから業者にポーンと丸投げできないのがIT導入補助金。

かといって、資料は難しくできていますし読んでいても眠くなってしまうため、今回はインボイス枠(インボイス対応類型)交付規定を要点だけまとめていきます。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

なるべく時間を省略したい方はぜひご覧ください!

まず、インボイス枠(インボイス対応類型)の交付規定は全部で36条まであります。

すべてを紹介していきますが、大事なところだけ抽出しているので、分かりやすくなっていると思います。

交付規定第1条 基本的な原則

IT導入補助金の交付は、法律や規則に基づいて適切に行われます。そのため、補助金の交付には、法律やガイドライン、規定やルールがあり、申請者はこれらの規則に従う必要があります。

交付規定第2条 定義

  • 中小企業・小規模事業者等

補助金の交付対象となる中小企業や小規模事業者を指します。

  • 申請者

補助金の申請条件をすべて満たし、実際に申請を行う人や企業のことです。

  • 補助事業者

補助金の交付が決定された中小企業や小規模事業者のことです。

  • ITツール

この事業で導入するソフトウェア、ハードウェア、オプション、サービスなどの総称で、生産性向上に役立つものを指します。

  • IT導入支援事業者

IT導入補助金の目的を理解し、それを達成するための業務を行う事業者のことです。

交付規定第3条 交付の目的

生産性向上を目指す中小企業や小規模事業者を支援し、企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。特に、インボイス制度に対応するために、「通常枠」よりも高い補助率で優先的に支援します。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

政府自ら「通常枠」よりもインボイス枠を優先的に補助しますね〜と言っています

交付規定第4条 事務局の設置

TOPPAN株式会社が事務局となり、補助金交付に必要な事務を実施します。

交付規定第5条 IT導入支援事業者の登録

  • IT導入支援事業者の登録

事務局に申請し、審査を通じて登録されます。

  • 役割

IT導入支援事業者は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入し、補助事業をスムーズに進めるための支援を行う責任があります。

  • 情報の取り扱い

IT導入支援事業者が提供する情報は、国や中小機構に報告された後、統計的処理を経て匿名で公表される場合があることに同意します。

  • 登録事業者の公表

事務局は、登録されたIT導入支援事業者の情報をホームページなどで公表します。

交付規定第6条 ITツールの登録

  • ITツールの登録

IT導入支援事業者は、事務局に申請し、審査を経てITツールが登録されます。

  • 対象となるソフトウェア

登録されるITツールのうち、ソフトウェアは「会計」「受発注」「決済」のいずれかの機能を持つものが対象です。

  • 登録情報の変更

IT導入支援事業者は、登録情報に変更が必要な場合、事務局に相談して手続きを行う必要があります。

  • ITツールの公表

登録されたITツールは、事務局がホームページなどで公表します。

交付規定第7条 IT導入支援事業者の業務

  • サポートと管理業務

IT導入支援事業者は、中小企業や小規模事業者に対して、ITツールの説明、導入、運用方法のサポートを行います。また、補助金の申請や報告書の提出など、補助事業に関する手続きや管理業務も担当します。

  • 責任

IT導入支援事業者は、事務局に登録したITツールを提供する際、その導入から活用、効果の発揮に至るまで責任を持って対応しなければなりません。

交付規定第8条 IT導入支援事業者の登録取消又はITツールの登録取消

  • 不正や不適切な行為に対する対応

事務局が、IT導入支援事業者や補助事業者が虚偽、不正、または業務を適切に行っていないと判断した場合、その事業者の登録やITツールの登録を取り消すことができます。

  • ITツールの登録取消

ITツールに関しても虚偽や不正が発覚した場合、事務局はそのツールの登録を取り消すことができます。

  • 交付申請の取消

IT導入支援事業者の登録が取り消された場合、その事業者に関連する交付申請も取り消される可能性があります。ただし、補助事業者に責任がない場合は、補助事業者は引き続き交付申請を行うことができます。

  • 他の事業者への影響

事務局が不適切と判断した事業者の役員が他の事業者に所属している場合、その事業者の登録も再審査される可能性があります。

  • 過去の事業に対する影響

本条に基づいて登録が取り消された場合、過去の同様の補助金事業における登録も取り消される可能性があります。

交付規定第9条 補助金の交付対象者

【対象者の要件

  • 生産性向上やインボイス制度への対応、企業間取引のデジタル化を目的としてITツールを導入する中小企業・小規模事業者であること。
  • 日本国内で法人登記されており、国内で事業を営んでいる法人や個人であること。
  • 事務局が求める資料を指定された期間内に、指定された方法で提出できること。

【除外対象

  • 大企業に強く支配されている中小企業・小規模事業者(例: 発行済株式の過半数以上を大企業が所有している場合)。
  • 経済産業省や中小機構から補助金等の指定停止や指名停止措置を受けている事業者。
  • 風俗営業を営む事業者(ただし、旅館業法に基づく正当な旅館業は除く)。
  • 反社会的勢力との関係がある事業者やその役員。
中小企業の業種資本金(以下)従業員数(以下)
製造業、建設業、運輸業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業3億円900人
ソフトウェア業、情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種(上記以外)3億円300人
医療法人、社会福祉法人、学校法人300人
商工会、都道府県商工連合会、商工会議所100人
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体
特別の法律によって設立された組合、連合会
財団法人、社団法人(一般、国益)
特定非営利法人
主たる業種に
記載の従業員規模
引用元:IT導入補助金2024
小規模事業者の業種従業員数(以下)
商業、サービス業(宿泊業、娯楽業除く)5人
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人
製造業その他20人
引用元:IT導入補助金2024

交付規定第10条 補助対象事業

インボイス制度への対応及び企業間取引のデジタル化を強力に推進するためのITツールを導入する事業を対象とします。また、他の補助金で申請している事業は対象外になります。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

他の補助金を申請している方は被らないように注意しましょう

交付規定第11条 補助額、補助率及び補助対象経費

【インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト(ソフトウェア)の補助率と補助額

※会計・受発注・決済のうち1機能以上」を有している場合

補助率補助額
3/4以内(中小企業)50万円以下
4/5以内(小規模事業者)50万円以下
引用:IT導入補助金2024

※会計・受発注・決済のうち「2機能以上」を有している場合

補助率補助額
2/3以内50万円超〜350万円以下 ※1
引用:IT導入補助金2024

※1:補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3。(のちに説明します)

【PC・タブレット・レジ・券売機(ハードウェア)の補助率と補助額

補助対象補助率補助額
PC・タブレット等1/2以内10万円以下
レジ・券売機等1/2以内20万円以下
引用:IT導入補助金2024

交付規定第12条 補助対象の範囲

補助対象経費は、補助事業の実施期間内において発生したもので、補助事業者によって導入及び支払が完了した経費になります。

交付規定第13条 補助事業の実施期間

補助事業の実施期間は、交付決定日から事務局が別途定める期日までになります。

交付規定第14条 補助金の交付申請

【申請者の定義と申請手続き

  • 補助金の申請者は、第9条で定められた要件を満たす者。
  • 申請者は、事業を始める前に、IT導入支援事業者の確認を受けた上で、電子申請を行う。
  • 提出した申請情報は、事務局が必要とする期間中、閲覧できる状態で保存する義務がある。
  • 補助金の申請には、特定のソフトウェア機能(会計、受発注、決済のいずれか)が含まれていなければならない。

交付規定第15条 電子申請等

申請手続きの方法

  • 申請者や補助事業者は、IT導入支援事業者の確認を受けた上で、補助金の交付申請や各種手続きを原則として電子的に行う。
  • IT導入支援事業者も、ITツールや自身の登録に関する手続きを電子的に行う。
  • 事務局も、交付決定や取消しなどの通知を電子的に行う。
  • 原則として、すべての手続きは電子的に行われるが、2029年4月以降の手続き方法は例外とすることがある。

交付規定第16条 交付決定の通知

  • 事務局は、申請された補助金の内容を審査し、適切と認めた場合、交付決定通知書を発行して申請者に通知する。
  • この通知を行う際、事務局は必要に応じて条件を付けることができる。

交付規定第17条 申請の取下げ及び交付後の辞退

  • 交付申請の取下げ

補助金の交付決定通知を受けた後、内容に不満があって交付申請を取り下げたい場合、辞退届を提出して事務局の承認を得なければならない。辞退届は、IT導入支援事業者の確認を受け、電子的に提出する。

  • 補助事業の辞退

補助金を受け取った後に事業を辞退したい場合(ITツールの解約や利用停止、廃業などを含む)、すぐに辞退届を提出する必要がある。原則として、IT導入支援事業者の確認を受けて電子的に提出する。ただし、事務局がIT導入支援事業者の確認が不要と認めた場合は、その確認なしで提出できる。

  • 例外の場合

事務局が補助事業者が辞退届を提出できないと判断した場合、IT導入支援事業者が代わりに辞退届を提出できる。

交付規定第18条 補助事業の経理等

補助金申請を行う際の経費については、帳簿を含む全ての証拠書類を備え、他の経理と明確に区分して経理し、常にその収支の状況を明らかにしておかなければならない。

全ての証拠書類を、補助事業の完了の日の属する年度の終了後5年間、事務局の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなければならない。

交付規定第19条 計画変更等の届出

  • 申請内容の変更

補助事業者が交付決定を受けた後に申請内容を変更したい場合、原則としてIT導入支援事業者の確認を受け、計画変更届を電子的に事務局へ提出し、承認を受けなければならない。

  • 事務局の対応

事務局は、変更内容を承認する際、必要に応じて条件を付けることができる。

  • 登録内容の変更

IT導入支援事業者や補助事業者の住所や代表者などの登録内容に変更が生じた場合、速やかに登録変更届を電子的に事務局へ提出する必要がある。補助事業者の場合、原則としてIT導入支援事業者の確認を受けて提出する。

交付規定第20条 債権譲渡の禁止

  • 権利の譲渡制限

補助事業者は、補助金の交付決定によって生じる権利を、事務局の承諾なしに第三者に譲渡や承継することはできません。ただし、信用保証協会や特定の金融機関などへの債権譲渡は例外とされます。

  • 債権譲渡後の条件

債権を譲渡した場合、事務局は以下の条件を主張する権利を保留します。

事務局は補助事業者に対して請求できる債権を相殺したり、譲渡された債権金額を軽減する権利を持つ。

債権を譲り受けた者は、その債権をさらに他者に譲渡したり、質権を設定してはならない。

事務局は、補助金の額や交付決定内容を変更することがあり、これに対して異議を申し立てることはできません。

  • 弁済の効力

補助事業者が第三者に債権を譲渡した場合、事務局が行う弁済の効力は、支出の決定が行われた時点で発生します。

交付規定第21条 遅延等の報告

補助事業の実施期間を超えて遅延する見込みとなった場合には、原則として、IIT導入支援事業者の確認を受けたうえで速やかに事務局に連絡し、その指示を受けなければならない。

交付規定第22条 事故の報告

天災等の理由で補助事業の遂行が困難となった場合には、原則として、IT導入支援事業者の確認を受けたうえで速やかに事故報告届を電磁的方法により事務局に提出し、その指示を受けなければならない。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

最近は災害も多いので、予めIT導入支援事業者と話し合っておくといいでしょう。

交付規定第23条 事業の実績報告

補助事業者は、事務局に事業実績報告を行わなければなりません。

また、事業実績報告を行うために用いた情報を、事務局が定める期日までの間、事務局の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなければなりません。

交付規定第24条 補助金額の確定

事務局は、事業実績報告の提出を受けた場合に検査及び必要に応じて調査等を行います。

事務局は、検査等により、条件に適合すると認めたときは、交付すべき補助金の額を確定し、確定通知書により補助事業者に通知します。

交付規定第25条 補助金の交付

事務局は、確定通知後に補助金の交付を行います。

交付規定第26条 事業実施効果の報告

補助事業者は、IT導入支援事業者と協力して、インボイス制度への対応状況及びITツールを継続的に活用していることを証する書類等を事務局に提出しなければならない。

補助事業者は事業実施効果報告を行うために用いた情報を、事務局の要求があったときは、いつでも閲覧できるように保存しておかなければならない。

交付規定第27条 交付決定の取消し

事務局は、以下の場合に補助金の交付決定を取り消すことができます。

  • 条件未達
  • 遅延報告後の不履行
  • 事業実績報告の未提出
  • 報告の不備
  • 承認・請求の意思欠如
  • ITツール・支援事業者の登録取消
  • 規程や指示の違反
  • 虚偽申請や不正行為
  • 補助金の目的外使用
  • ITツールの早期停止
  • 事業廃止
  • 事業遂行の見込み消失
  • 事業期間内の未終了
  • 二重補助の外形

上記の取り消し条件は、補助金額が確定した後にも適用されます。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

不正受給にならないように気をつけましょう。

交付規定第28条 補助金の返還

補助金の取消しを受けた場合は指定された金額を事務局が指定する期限までに事務局が指定する方法で返還しなければならない。

交付規定第29条 加算金

補助事業者は、返還の命令を受けた場合は、補助金受領の日から納付の日までの日数に応じ、返還すべき額につき年利10.95%の割合を乗じて計算した加算金を事務局が指定する方法で納付しなければならない。

例:仮に100万円の補助金を受け取り、100日後に返還する場合、加算金は約3万円(29,999円)となり、合計で103万円を返還する必要があります。

交付規定第30条 延滞金

事務局が指定する期限までに加算金を含む返還金を納付しなかった場合は、納付期限の翌日から納付の日までの日数に応じ、未納付の額につき年利10.95%の割合を乗じて計算した延滞金を事務局に納付しなければならない。

交付規定第31条 財産の管理及び処分

  • 補助金で取得した財産の管理

補助金で取得した財産(取得財産等)は、補助事業が完了した後も、善良な管理者の注意をもって適切に管理しなければなりません。

  • 特別な財産の処分制限

取得価格が50万円以上の財産(処分制限財産)は、補助金の目的以外に使用したり、他人に貸したり、売ったり、廃棄したり、担保にすることができません。ただし、事務局の承認を得れば可能です。

  • 財産の管理台帳

取得価格が50万円以上の場合、または価値が50万円以上増加した場合は、取得財産等管理台帳を作成し、省令に従って管理する必要があります。

  • 財産処分による収入

承認を得て財産を処分し、その結果収入があった場合、事務局はその収入の一部または全部を納付させることができます。

  • 所有権がない場合

この規定は、補助事業者が処分制限財産の所有権を持っていない場合には適用されません。

交付規定第32条 立入調査

  • 事務局や中小機構の権限

事務局や中小機構は、補助事業が適切に行われているか確認するために、補助事業者やIT導入支援事業者に対して報告を求めたり、事業所に立ち入り調査を行ったりすることができます。

この調査は、事前の連絡なしで行うことが可能です。

  • 調査対象

立ち入り調査では、補助事業に関わるすべての資料が対象となり、関連会社や営業代理店など別法人に関する資料や関係性まで調査の対象になります。

  • 調査拒否の結果

正当な理由なくこの調査を拒否した場合、事務局はIT導入支援事業者の登録を取り消したり、補助金の交付決定を取り消したりすることができます。

交付規定第33条 是正のための措置等

事務局は、補助事業が適切に実施されていないと判断した際は、処罰を補助事業者及びIT導入支援事業者に命ずることができます。

補助事業者は、補助事業を遂行するため、売買、請負その他契約をする場合は、契約の相手方に対し、事務局が行う必要な調査に協力を求めるための措置を取ってください。

交付規定第34条 情報管理及び秘密保持

  • 情報管理の義務

補助事業者やIT導入支援事業者は、補助事業の遂行中に知り得た第三者の情報を、提供者の指示や法律に従って適切に管理しなければなりません。また、これらの情報を補助事業の目的以外には利用してはいけません。特に秘密情報(個人情報など)については、機密を守るための措置を講じ、正当な理由なく開示や漏えいをしてはいけません。

  • 履行補助者の責任

補助事業者が補助事業の一部を第三者(履行補助者)に任せる場合、その履行補助者にもこの条文を守らせる必要があります。履行補助者やその従業員による情報漏えいは、補助事業者自身の違反とみなされます。

  • 条文の有効期間

この情報管理の義務は、補助事業が完了した後も有効です。

交付規定第35条 反社会的勢力排除に関する誓約

申請者もIT導入支援事業者も反社会的勢力排除に関する誓約に同意したことになります。

交付規定第36条 その他

事務局は補助事業の円滑かつ適正な運営を行うために必要な事項を追加することがあります。

IT導入補助金2024インボイス枠(インボイス対応類型)今後のスケジュールは?

2024年8月15日現在、今後のスケジュールは一旦8月23日で公募が終了します。これはだれもが予想できなかった事態。

なので、もしあなたがIT導入補助金にご興味あるのであれば、早めに行動することをオススメします。次の公募はあと1回あると言われていますが、いつになるか分かりませんし、もしかしたらもう公募はないかもしれません。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

申請はお早めに!

まとめ

今回は読みづらいインボイス枠(インボイス対応類型)の交付規程に絞って分かりやすく解説しました。おそらく、知らなかったことも多いのではないでしょうか?

特に【第27条 交付決定の取消し】あたりはよく読んでおきましょう。「知らなかった!」では済まされません。

次回は公募要領を分かりやすく要約しますのでなかなか時間が取れない方はご覧ください。

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【2024年8月最新】IT導入補助金2024の採択結果を解説!狙い目は?https://hojokingdom.com/saitakukekka/Fri, 09 Aug 2024 14:24:14 +0000https://hojokingdom.com/?p=419

ご存知ない方のために再度ご案内ですが、2024年のIT導入補助金の締切は一旦8月23日になります。 これは異例。 興味のある方は本当に急いだほうがいいです。ぜひ一度やってみてください。必ずタメになるでしょう。 今回は、I ... ]]>

ご存知ない方のために再度ご案内ですが、2024年のIT導入補助金の締切は一旦8月23日になります。

これは異例。

興味のある方は本当に急いだほうがいいです。ぜひ一度やってみてください。必ずタメになるでしょう。

今回は、IT導入補助金2024の今までの採択結果を振り返っていきます。

実は、採択結果を振り返ることで狙い目の枠と2025年はどのように変わっていくかなどの傾向と対策が練られるようになります。

また、不採択になってしまった場合はどうすればいいのかなどの対策についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

IT導入補助金2024の流れ

まず、IT導入補助金の申請の流れをご紹介します。

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

この流れでいうと、ステップ5に採択か不採択かがあります。

IT導入補助金は申請が通ればだれでももらえる補助金で返還の義務はありませんが、申請が通らないことがあります。つまり、申請すればだれでももらえる補助金ではないのです。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

採択されればもらえるということ!

なので、採択結果が分かるまではドキドキです。

正直、補助金の申請はラクではありません。日々の仕事をしながら準備しなければいけないことがたくさんあるので、申請したら絶対採択されたいですよね。

でも、残念ながら申請が認められないケースがあります。

では、実際どれくらいの採択率なのかというのをそれぞれ5つの枠に分けてみていきましょう。

IT導入補助金通常枠の採択結果

通常枠が分からない方は別の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

通常枠の採択率は平均75.2%

採択結果を表にまとめました。

【通常枠の採択率】

公募回申請数交付決定数採択率
1次1,5761,189約75%
2次2,3351,760約75%
3次2,9122,206約75%
4次3,2862,521約76%
参考:交付決定事業者一覧

採択率は、平均75.2%という結果になりました。

まるで、「25%は不採択にしてくださいね」と決まっているかのような採択率ですよね。

平均75.2%というのは高いのか低いのかというと、例年を見ても高めではあります。ただ、逆に75%から上がらないというのはそこに申請の難しさが感じられます。

IT導入補助金インボイス枠(インボイス対応類型)の採択結果

インボイス枠(インボイス対応類型)が分からない方は別の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

インボイス枠(インボイス対応類型)の採択率は平均93.8%

【インボイス枠(インボイス対応類型)の採択率】

公募回申請数交付決定数採択率
1次1,6071,531約95%
2次1,5481,457約94%
3次2,0611,944約94%
4次2,0611,957約94%
5次2,8302,666約94%
6次2,1962,076約94%
7次3,1512,924約92%
8次2,4082,269約94%
参考:交付決定事業者一覧

採択率は、平均93.8%という結果になりました。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

これは非常に高い!

むしろ、不採択になるほうが珍しいという結果になっています。

インボイス枠(インボイス対応類型)は通常枠と比較しても分かるように、通常枠は4次までしかありませんでしたが、インボイス対応類型は8次までありますよね。

このことからIT導入補助金2024は、インボイス対応類型が一番人気ということになります。

この背景の1つとして、インボイス制度に対応したソフトフェアに対応させるパソコン購入費用が対象だったことが挙げられます。

IT導入補助金インボイス枠(電子取引類型)の採択結果

インボイス枠(電子取引類型)が分からない方は別の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

インボイス枠(電子取引類型)の採択率は平均25%

インボイス枠(電子取引類型)

公募回申請数交付決定数採択率
1次000
2次11100%
3次000
4次000
参考:交付決定事業者一覧

電子取引類型も含め、このあとに紹介する3つの申請枠に関しては正直、関係ない事業主が多いと思います。興味のない方は飛ばしてください。

採択率は、平均25%ですが、もはや100%といっていいでしょう。

申請数ゼロが3回あることから枠は設けたけど需要がなかったことが分かります。おそらく、2025年度には撤廃されていることでしょう。

やはり、事務局側にも人員コストはかかっていますからね。

IT導入補助金セキュリティ対策推進枠の採択結果

セキュリティ対策推進枠が分からない方は別の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

セキュリティ対策推進枠の採択率は平均90%

セキュリティ対策推進枠

公募回申請数交付決定数採択率
1次1814約77%
2次2423約95%
3次3330約90%
4次2020100%
参考:交付決定事業者一覧

セキュリティ対策推進枠も採択率は高いことが分かります。

セキュリティ対策は会社が大きくなればなるほど意識しないといけないポイントなので、セキュリティを考えている企業としては嬉しい枠でしょう。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

4次は採択率が100%というのはすごい!

これはおそらく、事務局側もセキュリティ対策が判断しやすいからだと思います。

どんなことをやるのか、そのための経費は正しいのかなどの判断が難しい通常枠よりもセキュリティ対策推進枠のほうがなにがどうなってこうなっている、というのが分かりやすいので判断しやすいです。

あくまでも推測ですが、セキュリティ対策推進枠での不正受給はほぼないのではないでしょうか。

IT導入補助金複数社連携IT導入枠の採択結果

複数社連携IT導入枠が分からない方は別の記事で解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

複数社連携IT導入枠の採択率は平均25%

複数社連携IT導入枠】

公募回申請数交付決定数採択率
1次2150%
2次000
参考:交付決定事業者一覧

採択率の平均は25%ですが、実質50%になります。

ただ、圧倒的に需要がないことが分かります。

実際はすごい申請枠で地域に特化してかなり面白いことができるのですが、周りを巻き込んで同じベクトルで進んでいかないといけない枠なので、かなり難しいことが言えます。

おそらく、2025年は無くなるのではないかなと思います。

IT導入補助金2024のオススメ枠は?

以上、それぞれの枠に分けて採択結果を見ていきました。

「ウチはどの枠で申請すればいいですか?」というお問い合わせをいただくことがありますが、ズバリ、オススメは『インボイス枠(インボイス対応類型)』

なぜかというと、理由は主に2つあります。

インボイス枠(インボイス対応類型)は採択率が圧倒的に高い!

採択結果を見ても分かるようにインボイス対応類型の採択率は平均93.8%と高いです。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

つまり、申請が通りやすいということ

だからといって、不正をしようとするとバレて大変なことになるのでそれだけは注意しましょう。

インボイス枠(インボイス対応類型)でも売上アップを狙える!

本来であれば、売上を上げるためのITツールを導入したいとなったら、申請は通常枠になります。ただし、通常枠には下記のような縛りがあります。

交補助事業者の労働生産性について、以下要件を全て満たす3年間の事業計画を策定し実行すること。
1.1年後に労働生産性を3%以上向上させること
2.事業計画期間において労働生産性を年平均成長率3%以上向上させること
3.生産性向上の目標が実現可能かつ合理的であること

引用:IT導入補助金2024 公募要領

150万円以上の補助金を申請しようとする者は、以下の要件を全て満たす3年の事業計画を策定し、実行すること。
・賃金引上げ計画を策定し従業員に表明していること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上させること。
・事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

詳しくは、別の記事をご覧ください。

これらの要件が達成できなかった場合は、補助金の返還を求められることがあります。

でも、インボイス対応類型は通常枠のような縛りがありません。

つまり、インボイス対応類型で売上アップも狙えるITツールを導入するのが狙い目ということになります。

では、どんなITツールがあるかというと、1つオススメをご紹介します。

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し、収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け

お問い合わせ

軍師ホジョン
軍師ホジョン

「補助金グダムを見た」と言っていただければスムーズです

ただ、大事なことは補助金を使ってお金をもらうことではなく、現状の問題点はどういうところにあって、それをどうやって解決して、今後どうしていきたいかという目的になります。

補助金をもらうことが目的になると、主旨からズレるので注意しましょう。

IT導入補助金の不採択理由は分かる?

IT導入補助金の申請をして、残念ながら不採択されてしまった場合は悔しいですが、何度でも申請が可能なのでご安心ください。

ただ、全く同じような中身や手順で申請してもまた不採択になるだけなので意味がありません。

修正をして申請するということになりますが、実は不採択になった場合、明確な理由を教えてくれません。

ここは正直、ナゾな部分ではあります。

「ここが足りなかったのでこれをこのように修正して再度申請してください」

と丁寧に教えてくれればいいのに、なにも教えてくれません。むしろ、自分たちで考えてください状態。

こちらで推測しないといけないワケですが、でもご安心ください。

不採択されてしまった場合は、IT導入支援事業者にまず相談しましょう。

どこがいけなかったのか、なにがマズかったのか、話し合って、再度申請すればいいのです。2回目以降は要領も分かって、だいぶカンタンに申請ができますよね。

まとめ

さて、今回はIT導入補助金2024の今までの採択結果を振り返ってきましたが、もう時間がありません。お伝えしているように、2024年のIT導入補助金の締切は一旦8月23日。

次の公募はいつになるか分かりません。もしかしたら「やっぱり今年はもう終わりです!」となるかもしれません。

まずは、現状の問題点はどういうところにあって、それをどうやって解決して、今後どうしていきたいかという目的を決め、サクッと動きましょう!

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IT導入補助金2024を申請するなら今!迫る最終締切日!【2024年8月最新】https://hojokingdom.com/shinseisaigo2024/Thu, 01 Aug 2024 03:55:09 +0000https://hojokingdom.com/?p=388

速報です! つい先日、IT導入補助金のホームページに【重要なお知らせ】がありました。 IT導入補助金2024における交付申請ならびにIT導入支援事業者・ITツール登録の最終締め切り日を下記の通りお知らせいたします。交付申 ... ]]>

速報です!

つい先日、IT導入補助金のホームページに【重要なお知らせ】がありました。

IT導入補助金2024における交付申請ならびにIT導入支援事業者・ITツール登録の最終締め切り日を下記の通りお知らせいたします。
交付申請期限:8月23日(金)17:00
※本年中に更に1回の公募を実施する予定です。詳細が決まり次第、本HP上でお知らせします。

引用:IT導入補助金2024
軍師ホジョン
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つまり、2024年の交付申請は一旦8月23日(金)で終了しますということ

「ちょっと待ってくれよ、まだ8月じゃないか」と思いますよね。

でも、待ったナシです。

2024年8月23日に一旦締め切り、その後どうやらあと1回しかIT導入補助金2024のチャンスはないようです。

少し焦っている方、今回は締め切りまでに間に合わせる方法をお伝えしますので、最後までご覧ください。

IT導入補助金2024はいつまで?

IT導入補助金2024は申請枠が5つあります。

それらすべての申請期限が8月23日(金)なのでしょうか。

それぞれスケジュールを確認していきましょう。

IT導入補助金2024スケジュール

通常枠

6次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

インボイス枠(インボイス対応類型)

11次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

インボイス枠(電子取引類型)

6次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

セキュリティ対策推進枠

6次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

複数社連携IT導入枠

3次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

ご覧いただいた通り、すべての申請枠が一旦8月23日(金)となります。

その後、2024年内に1回公募があるようですが、まだいつ頃かというのはハッキリ分かっていません。

実は2023年度はほぼ毎月のように公募がありました。

でも、2024年はどうやらスケジュールが異なるようです。

IT導入補助金2023スケジュールとの比較

例えば2023年はどのようなスケジュールだったのか、実際に見ていきたいと思います。

2023年後期の締め切り日だけを抽出して比較していきましょう。

通常枠

5次締切日2023年8月28日(月)17:00
6次締切日2023年10月2日(月)17:00
7次締切日2023年10月30日(月)17:00
8次締切日2023年11月27日(月)17:00
9次締切日2023年12月25日(月)17:00
10次締切日2024年1月29日(月)17:00
引用:IT導入補助金2023

セキュリティ対策推進枠

5次締切日2023年8月28日(月)17:00
6次締切日2023年10月2日(月)17:00
7次締切日2023年10月30日(月)17:00
8次締切日2023年11月27日(月)17:00
9次締切日2023年12月25日(月)17:00
10次締切日2024年1月29日(月)17:00
引用:IT導入補助金2023

デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)

7次締切日2023年8月28日(月)17:00
8次締切日2023年9月11日(月)17:00
9次締切日2023年10月2日(月)17:00
10次締切日2023年10月16日(月)17:00
11次締切日2023年10月30日(月)17:00
12次締切日2023年11月13日(月)17:00
13次締切日2023年11月27日(月)17:00
14次締切日2023年12月11日(月)17:00
15次締切日2023年12月25日(月)17:00
16次締切日2024年1月15日(月)17:00
17次締切日2024年1月29日(月)17:00
引用:IT導入補助金2023

一部の枠は省略していますが、いかがでしょうか?

デジタル化基盤導入類型なんて人気すぎて毎月2回くらい公募がありますよね。

2023年と比べても分かるように、2024年の今年もだいたい同じスケジュールだろうと、どこのIT導入支援事業者も踏んでいたと思います。

しかし、実際はチャンスはあと2回となってしまいました。

なぜ2024年のスケジュールは変わってしまったのでしょうか?

考えられる理由は3つあります。

IT導入補助金2024の公募が激減した3つの理由

予算の問題

当然ですが、補助金には予算があります。

「お金が有り余っているので好きに使ってください」というものではありませんよね。

さらには補助金の中にもIT導入補助金だけの枠があるでしょう。

その予算がなくなってきたということが予想されます。

不正受給の問題

補助金の不正受給は相変わらず無くなりません。

あの手この手を駆使して、目的を不正受給にしている事業主はたくさんいるので、そのせいで早めに打ち切ることにしたという可能性は十分にあり得るでしょう。

IT導入補助金を作っているのは人間で、IT導入補助金の予算会議などをしているのも人間です。

人間には感情があります。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

正しい使い方をしてくれないならイヤになってしまうであろう

IT導入補助金2025を見据えての調整

実は、IT導入補助金は2023年と2024年、申請枠の名前は変わりましたが、内容的にはほとんど変わりませんでした。

ということは、IT導入補助金2025では大幅な変更をすることも考えられます。

そこを見据えて、公募スケジュールを減らしたというのは考えられる可能性です。

以上のことから、やっぱり補助金というのは、知っていて申請している人だけが得をしている状態なのです。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

申請するならビジネスと同じで、逆算して早めに行動しよう!

IT導入補助金2024申請の流れ

ではまず、申請のおおまかな流れをご紹介します。

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

IT導入補助金2024を申請したい場合のToDoリスト

やはり、IT導入補助金2024の理解を深めることが第一ステップですが、こちらは問題ありません。

当サイト『補助金グダム』を読んでいただければ、理解が深まります。

次に大事なのが、ITツールの選定!

軍師ホジョン
軍師ホジョン

でも、これが意外と難しい…

なぜなら、IT導入補助金事務局には約4万件のITツールが登録されているからです。

「どれがいいかなぁ」と1つ1つ見ていくのはもはや不可能。

あなたも「いったいどれがいいか分からない!」という状態ではないでしょうか。

そんな方のために2024年8月の今日から、IT導入補助金の申請に急ピッチで間に合わせるためのロードマップを作成したので、まずはご覧ください。

IT導入補助金の申請に間に合わせるためのロードマップ

まず、大事なことは、「目的」「方向性」決め。

  • なにがしたくて
  • なにが目的で
  • どうしたいのか

これを決めておかないと途中で挫折することになりますし、方向性がズレていきます。

そして、方向性決め。

ズバリ、あなたはIT導入補助金を「攻め」で使いたいのか、それとも「守り」で使いたいのか、どちらでしょうか?

ITツールは極論、売上を上げるための攻めツールか、インボイス対応やセキュリティー対策などの守りツールかのどちらかしかありません。

あなたは「攻め」と「守り」どちらをしたいですか?

もし、攻めのツールを手に入れたいということであれば、オススメのITツールはコチラ。

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し、収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け

お問い合わせ

軍師ホジョン
軍師ホジョン

「補助金グダムを見た」と言っていただければスムーズです

守りツールを手に入れたいということであれば、ITツール検索をし、IT導入補助金事業者に連絡をします。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

「目的決め」「方向性決め」からIT導入補助金事業者にコンタクトを取るまでを1日でやろう

ただ、忘れてはいけないことは、IT導入補助金事業者にも他の仕事があること。

IT導入補助金の支援事業だけ行っている企業はほぼありません。

他の業務があったり、ITツール開発をしていたりするので、暇ではないことは頭に入れておきましょう。

軍師ホジョン
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相手の仕事状況も頭に入れながら丁寧な連絡の仕方を心がけましょう

また、支援事業で手がいっぱいということもあり得ます。

おそらく、公募スケジュールが激減したことから焦る企業も多いでしょう。

ここから駆け込み需要が見込まれるため、「今支援するのに手一杯で新規受付はできません」という可能性もあります。

だから申請に間に合わせるために急ピッチで行動しましょう。

とはいえ、営業日2日以内に折り返しの連絡がなかったら、あなたも申請に間に合わなくなるので、他の似たようなツールを探し、別の支援事業者にコンタクトを取りましょう。

予め、2,3社に連絡を取ってみるのもいいかもしれません。

そして、支援事業者から折り返しの連絡があったら、準備を急ピッチで進めていきます。

分からないことは、支援事業者に聞きながら進めていきましょう。

また、IT導入補助金に関する質問は事務局にも電話できますので、分からないことは問い合わせてみましょう。

IT導入補助金に関する質問窓口

専用電話番号 0570-666-376
※繋がりにくいです

とにかく、申請すること自体にデメリットは1つもありません。

採択されてからITツールを購入するので、採択までは費用もかかりません。

まずはチャレンジしてみるということがとても大事なのではないでしょうか?

一度経験すれば、IT導入補助金2025で申請するときはラクかもしれません。

仮に失敗したとしても次に活かすことができます。

また、他の補助金申請にも経験が役に立つでしょう。

でも、実際に一度やってみないとなにも分かりません。なにも始まりません。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

申請に間に合わせるためには、まずは行動に移しましょう!

IT導入補助金の申請でよくある質問

IT導入補助金はいくらもらえる?

だいたい、1/2または2/3です。

100万円のITツールだったら、50万円または66万円補助金が降ります(条件や上限アリ)

ただ、細かいことはあとです。

IT導入補助金2024の申請に間に合わせるためには、まずは方向性を決めたりITツールを決めたり、支援事業者にコンタクトを取ったりして、細かいことはやりながら覚えていきましょう。

IT導入支援事業者には手数料はいくら払う?

だいたい補助額の2,30%が相場です。

ただ、先にもお伝えしているように細かいことはあと。

IT導入補助金の申請をやってみるということを最優先にして行動しましょう。

まとめ

さて、今回は、IT導入補助金2024の差し迫った最終締め切りに間に合わせるための方法について、お伝えしました。

今後、補助金が無くなることはありませんが、予算には限りがあり、随時変更されることもあります。

軍師ホジョン
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つまり、補助金は早い者勝ちだということ

書類準備など、たしかに面倒な作業はありますが、申請しないと損です。

まずは、一度やってみましょう。

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IT導入補助金2024は個人事業主も対象?概要や申請方法、注意点、オススメのITツールをご紹介!【2024年8月最新】https://hojokingdom.com/kojinjigyounushi/Wed, 31 Jul 2024 05:14:43 +0000https://hojokingdom.com/?p=354

結論からいうと、要件を満たせば、IT導入補助金2024は個人事業主も対象です。 補助額は最大450万円! でも、実際どんな要件があるのか、申請の仕方は?注意点は?なにから始めればいいの?など分からないことだらけだと思いま ... ]]>

結論からいうと、要件を満たせば、IT導入補助金2024は個人事業主も対象です。

補助額は最大450万円!

でも、実際どんな要件があるのか、申請の仕方は?注意点は?なにから始めればいいの?など分からないことだらけだと思います。

そこで今回は、個人事業主がIT導入補助金2024を活用する場合の流れをご紹介します。

これを読めば、IT導入補助金2024のすべてが分かりますので、理解を深めるためにぜひ最後までご覧ください!

IT導入補助金2024とは?

IT導入補助金とは、経営問題を解決するためのITツールを購入&導入する際の一部の費用を負担してくれる補助金のことをいいます。

ITツールというのは、

  • 営業支援システム
  • 業務効率化ツール
  • 在庫管理ツール
  • 販路拡大ツール
  • インボイスに対応した会計ソフト

などがあります。

また、インボイス対応ソフトウェアをインストールする新規購入パソコンも補助対象になります。

ただ、このITツールというのは、すでにIT導入補助金事務局に登録されているツールではないと対象にはなりません。

軍師ホジョン
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なんでもいいというわけではないので覚えておきましょう

ITツールはIT導入補助金2024のホームページで検索することができます。

>>ITツール検索

IT導入補助金2024の2つの特徴

IT導入補助金は年度ごとに内容が変わりますが、2024年度は大きく2つの特徴があります。

IT導入補助金2024は5つの申請枠

IT導入補助金2024は5つの申請枠がありますが、個人事業主は「通常枠」と「インボイス枠(インボイス対応類型)」の2つのみ覚えておきましょう。

軍師ホジョン
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残りの3つは個人事業主にはあまり関係ないので調べる必要はありません

IT導入支援事業者

IT導入支援事業者とは

一般的な補助金と違うところが、IT導入支援事業者の存在です。

「IT導入支援事業者」とは、IT導入補助金を使いたい中小企業や小さなお店をサポートする専門の事業者で、補助金で活用できるITツールをIT導入支援事務局に登録しています。

IT導入支援事業者は以下のようなことを主に手伝ってくれます。

ITツールの説明
導入・運用に関わる相談
補助金の交付申請
ITツールの導入

補助金を申請したい会社やお店は、このIT導入支援事業者と協力する必要があります。

具体的には、次のような流れになります。

IT導入支援事業者とパートナーシップを組む

事業計画を策定

交付申請を行う

ITツール導入

つまり、IT導入補助金を受けるためには、専門のIT導入支援事業者と一緒に計画を立てて、申請手続きをする必要があります。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

このパートナーシップによって、会社やお店は効果的にITツールを導入し、業務の効率化を図ることができるのだ!

また、自社に導入したいITツールは勝手に購入したものでは審査に通りません。

IT導入支援事務局に登録されているツールのみ、IT導入補助金が認められています。

軍師ホジョン
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すべてのITツールが対象となるわけではないことを覚えておこう

シンプルに説明すると…

自社の問題を解決するITツールをIT導入支援事務局に登録されているツールから探すと、Aというツールを見つけた。そのAというツールはAAというIT導入支援事業者が開発したものだった。

この場合、AAというIT導入支援事業者にコンタクトを取り、パートナーシップを組み、Aというツールを導入するためにAAと一緒にIT導入補助金を申請していく流れとなります。

すごく簡単に説明するとこんなイメージです。

IT導入補助金2024は個人事業主も対象?

IT導入補助金の対象事業者は、中小企業、小規模事業者等となっており、個人事業主は小規模事業者等に含まれます。

冒頭でもお伝えしましたが、要件を満たせば、個人事業主も対象になっているのでご安心ください。

では、細かい要件を解説していきます。

IT導入補助金2024対象者

まず、小規模事業者の定義はコチラになります。

小規模事業者の業種従業員数(以下)
商業、サービス業(宿泊業、娯楽業除く)5人
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人
製造業その他20人
引用元:IT導入補助金2024

申請要件

要件を満たせば個人事業主もIT導入補助金を活用することができますので、どんな要件があるのか見ていきましょう。

少し長いですが、要件はすべて満たしていないといけないので、大事なポイントです。

2つの最低条件

まず、最低限の条件が2つ。

  • 1期を終えていること

申請書類の中に、個人事業主は確定申告書や納税証明書が必要になります。

そもそも、1期を終えていないと申請できないので、立ち上げ当初は別の補助金を活用しましょう。

  • 年間で200万円以上〜300万円の売上が必要

ある程度の売上がないと申請が通らない傾向にあります。

例えば、年商200万円で100万円のITツール。

これはどう考えてもバランスがおかしいですよね。

また、この後に出てきますが、申請者が地域別最低賃金以上であることが要件になっています。

ということは、ある程度の売上がある上で申請してくださいということになります。

IT導入補助金2024の公募要領

では、他の要件をなるべく分かりやすく解説していきます。

※基本的には、IT導入補助金2024の公募要領を解説していきますが、一部分かりやすく省略しているものがあります。

1.交付申請時点において、日本国内で事業を営む個人であること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

2.交付申請の直近月において、申請者が営む事業場内の最低賃金が法令上の地域別最低賃金以上である
こと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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これはつまり、ある程度の売上がないと申請できませんよ〜という意味

人を雇っている場合は、その地域の最低賃金以上である必要があります。

人を雇っていなく、自分1人だけで事業を行っている場合は、ご自身の所得を時間あたりで算出し、その地域の最低賃金以上である必要があります。

例えば、東京都の場合、最低賃金は1,113円(2024年8月現在)となっているため、時間給が1,113円以上でないといけないことが分かります。

また、この計算方法は厳密には存在しないようなので、ご自身で算出しましょう。

※IT導入補助金2024コールセンターからの回答

3.gBizIDプライムを取得していること。gBizIDプライムとは、複数の行政サービスを1つのアカウントにより利用することのできる認証システムである gBizID(https://gbiz-id.go.jp/top/)のこと。

gBizID のアカウントを取得すると、このシステムにつながる行政サービスでの利用が可能となる。現時点では、無料で取得が可能。IT導入補助金2024の交付申請においては、「gBizIDプライム」アカウント(ID・パスワード等)が必要。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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つまり、オンライン上で申請していきます。また、IT導入支援事業者と一緒に申請していきます。

4.独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」の「一つ星」又は「二つ星」いずれかの宣言を行うこと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。

IT導入補助金を申請する事業主は、以下の2つのどちらかを宣言しないといけません。

一つ星

「情報セキュリティ5か条」に取組むことを宣言

・OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
・ウイルス対策ソフトを導入しよう!
・パスワードを強化しよう!
・共有設定を見直そう!
・脅威や攻撃の手口を知ろう!

引用:SECURITY ACTION

二つ星

「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」で自社の状況を把握したうえで、「情報セキュリティ基本方針」を定め、外部に公開したことを宣言

引用:SECURITY ACTION

SECURITY ACTIONの詳しい説明はホームページをご覧ください。

>>SECURITY ACTION

5.交付申請に必要な情報を入力し、添付資料を必ず提出すること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

6.交付申請の際、必ず申請者自身が管理する1つの携帯電話番号を登録すること。また、登録された番号に対し事務局からの連絡があった際には応じること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

7.同じ事業に対して同時に複数の補助金は受けることができません。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

8.交補助事業者の労働生産性について、以下要件を全て満たす3年間の事業計画を策定し実行すること。
1.1年後に労働生産性を3%以上向上させること
2.事業計画期間において労働生産性を年平均成長率3%以上向上させること
3.生産性向上の目標が実現可能かつ合理的であること

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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これは個人事業主にとってはけっこうキツイ要件ですが、この要件は通常枠のみ

9.IT導入支援事業者と確認を行ったうえで、生産性向上に係る情報(営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間、給与支給総額、事業場内最低賃金)を事務局に報告すること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

10.事務局に提出した情報は、事務局から国及び中小機構に報告するとともに、事務局、国及び中小機構が以下の目的で利用することに同意すること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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全部で7個ありますが、これはつまり、事務局があなたの情報を使うことを理解してくださいね〜というもの

11.事例の調査協力については、特段の事情がない限り協力をすること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

12.事務局より付与される申請マイページを使用し本事業に係る申請、各種手続き等を行うため、申請マイページに係るログインID及びパスワードは、責任をもって適切に管理し、IT導入支援事業者を含む第三者に渡さないこと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

13.訴訟や法令遵守上において、補助事業の遂行に支障をきたすような問題を抱えていないこと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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これはつまり、事業主が申請を進めるにあたり、法律的なトラブルや規制違反などがない状態であることを求めている

14.補助金申請にあたり「虚偽の申請」や「利害関係者への不当な利益配賦」といった不正な行為を行っていない(加担していない)こと。また、今後も不正行為を行わない(加担しない)こと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

15.交付申請や実績報告時に事務局から立入調査等への協力を要請された場合は協力すること。協力しない場合は交付決定取消や補助金返還となる場合があることに同意すること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

16.導入するIT ツールに比して役務費用が占める割合が著しく高額でないこと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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これはつまり、補助金を受けたいがために、水増し請求はしないでくださいという意味

17.対象外となる事業者でないこと。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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対象外事業者についてはこの後解説します

18.中小企業庁関連事業データ利活用ポリシーに同意すること。
(以下省略)

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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簡単に言うと、あなたの情報は適切な扱い方がされ、必要な箇所で開示されるので理解してくださいという意味

19.中小機構が運営するデジタル化支援ポータルサイト「みらデジ」における「みらデジ経営チェック」を交付
申請前に行った事業者であること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
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「みらデジ経営チェック」は申請時に加点されるものなので、必ず行いましょう

>>みらデジ

20.150万円以上の補助金を申請しようとする者は、以下の要件を全て満たす3年の事業計画を策定し、実行すること。
・賃金引上げ計画を策定し従業員に表明していること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上させること。
・事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領

申請枠によって若干、要件は異なりますが、上の20個すべての要件を満たしていれば問題ありません。

ただ、この中で個人事業主でキツイのがこの2つの要件です。

8.交補助事業者の労働生産性について、以下要件を全て満たす3年間の事業計画を策定し実行すること。
1.1年後に労働生産性を3%以上向上させること
2.事業計画期間において労働生産性を年平均成長率3%以上向上させること
3.生産性向上の目標が実現可能かつ合理的であること

引用:IT導入補助金2024 公募要領

20.150万円以上の補助金を申請しようとする者は、以下の要件を全て満たす3年の事業計画を策定し、実行すること。
・賃金引上げ計画を策定し従業員に表明していること。
・事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上させること。
・事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
軍師ホジョン

これはつまり、ITツールを導入するならちゃんと稼働させて結果を見せてくださいという意味

ただ、これは「通常枠」で申請する場合の要件です。

先ほど、個人事業主にオススメなのは「通常枠」と「インボイス枠(インボイス対応類型)」という説明をさせていただきましたが、「インボイス枠(インボイス対応類型)」にはこの要件はありません。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

つまり、インボイス枠(インボイス対応類型)で申請するのがオススメ!

IT導入補助金2024の補助対象外となる事業者と経費

IT導入補助金の補助対象外となる事業主もいるので押さえておきましょう。

個人事業主に関係するところだけピックアップしています。

補助対象事業者

・実質的に大企業の支配下にある中小企業・小規模事業者や高収益の中小企業
・補助金等指定停止措置又は指名停止措置が講じられている事業者
・風俗営業等の規定する営業を営む事業者
・過去1年、労働関係法令違反により送検処分を受けている事業者
・反社会的勢力に関係する事業者
・補助金等の不正行為等を行った事業者
・IT導入補助金の趣旨から適切でない事業者

続いて、補助対象外となる経費です。

補助対象外となる経費

・エンドユーザーが払うお金が含まれているもの
・ITツールの利用料金が決まっていないもの
・無料で提供されているもの
・リースやレンタルのITツール
・中古品
・交付決定前に購入したもの
・交通費や宿泊費
・申請代行費
・税金
・その他不適切な費用

IT導入補助金は交付が決定してからITツールを購入します。

先にITツールを購入したものは対象外となるので覚えておきましょう。

逆に言うと、ITツールは交付が決定してから購入すればいいので、「高い費用を払ったのに採択されなかった!」ということがありません。

IT導入補助金2024を個人事業主が申請する際の3つの注意点

1期は終えていること

すでに1期は終えている必要があります。

ある程度の売上が必要

最低賃金が関係しているので、ある程度の売上が必要です。

年間で400万円以上の売上があればとりあえずクリアしていると判断していいでしょう。

ITツールの購入は先出し

補助金はかかったコストに対して補助される仕組みなので、例えば100万円のITツールだった場合、先に100万円を払う必要があります。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

IT導入補助金は採択されてから約2ヶ月で補助金が降りるので、それまではある程度のキャッシュが必要!

IT導入補助金は返還を求められることがある!?

補助金は原則、返還の必要がありません。

ただ、例えば、「通常枠」には以下のような条件が定められています。

・事業計画終了時点において、給与支給総額の年平均成長率1.5%以上の増加目標が達成できていない場合は、補助金の全部の返還を求める場合がある。

・事業計画中の毎年3月時点において、事業場内最低賃金の増加目標が達成できていない場合は、補助金額の全部若しくは一部の返還を求める。

引用:IT導入補助金2024 公募要領
軍師ホジョン
軍師ホジョン

つまり、お金欲しさで申請してもダメだということ

補助金を活用して、売上を立てる努力が求められています。

他にも、不正受給をした場合はもちろん全額を返還する必要がありますので、補助金は正しく使いましょう。

個人事業主にオススメ!IT導入補助金に申請できるITツール

ここまで読んでいただければ、IT導入補助金は個人事業主の場合はどうなのか、というのがご理解いただけたかと思います。

IT導入補助金の理解が深まると今度は、「どのITツールを申請すればいいのか」「オススメはあるのか」気になると思いますので、今回はオススメのITツールをご紹介します。

まず、個人事業主は「通常枠」と「インボイス枠(インボイス対応類型)」の2つだけ知っておけばいいという話をしました。

この2つの中でもオススメなのが「インボイス枠(インボイス対応類型)」です。

なぜかというと、「インボイス枠(インボイス対応類型)」は「通常枠」のようなキツイ縛りがないからです。

先にも説明している通り、通常枠には

  • 3年間の事業計画を策定し実行すること
  • 1年後に労働生産性を3%以上向上させること
  • 事業計画期間において労働生産性を年平均成長率3%以上向上させること

150万円以上の申請をする場合は、

  • 事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上向上させること
  • 事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること

このようなキツイ縛りがあります。

なぜなら、通常枠は売上に直結するようなITツールだからです。

国として、売上に直結するようなITツールを導入するんだからちゃんと稼働させてくださいね〜というスタンスは当然といえば当然ですよね。

でも、安心してください。

インボイス枠(インボイス対応類型)にも売上直結するようなITツールが登録されています。

それがコチラ!

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し、収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け

「ICHIGO ICHIE(いちごいちえ)」は一言でいうと、顧客を逃さない。

例えば、営業ではたくさんの人と会ったり、たくさんの名刺交換を行うと思います。

その人たちに漏れなく満足な営業ができていますか?というと、いかがでしょう。

おそらく、できていないと思います。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

営業以外にもやることはあるので、毎回毎回マンパワーで営業というのはなかなか難しい

他にも、美容院や飲食店など、お客様がリピートするような仕組みができていますか?というと、ほとんどの店舗がなかなか仕組み化されていないでしょう。

これは正直、もったいないですよね。

新規顧客獲得が一番コストがかかるので、お客様がリピートしてくれるのが一番嬉しいハズです。

これらの「もったいない」を解決してくれるのが、「ICHIGO ICHIE」というITツールです。

さらには、ICHIGO ICHIEを導入するために新しくパソコンを購入し、そのパソコン購入費も補助金で降りる可能性があります。

ご興味のある方はぜひ一度問い合わせてみてください。

問い合わせてみる

軍師ホジョン
軍師ホジョン

「補助金グダム」を見たと言っていただければスムーズです!

弥生会計24 プロフェッショナル +クラウド

引用:https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/yayoikaikei/

会計業務に必要な機能をしっかりカバー。 売上実績No.1の定番会計ソフト。

引用:ITツール詳細
ITツール名弥生会計24 プロフェッショナル +クラウド
IT導入支援事業者株式会社コプロ
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格88,000円
ジャンル会計・財務・経営
対象業種建設・土木業向け
製造業向け
情報サービス業向け
運輸業向け
卸売業向け
小売業向け
保険・金融業向け
不動産業向け
専門・技術サービス業向け
その他サービス業向け

誰もが知る会計ソフトですよね。

個人事業主は、まず売上を上げることが最優先なのに、会計や財務に時間を取られるのは本当にもったいないです。

その悩みを解決してくれるのが弥生会計24。

将軍ホジョー
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会計や財務に取られる時間を営業やマーケティング活動に使ったほうが絶対にいい!

すでに会計ソフトを導入している事業主も多いと思いますが、プラン変更や乗り換えを検討している方はぜひ一度問い合わせてみてください。

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軍師ホジョン
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「補助金グダム」を見たと言っていただければスムーズです!

IT導入補助金2024申請の流れ

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

IT導入補助金で個人事業主がよくする質問

IT導入補助金で個人事業主も対象ですか?

はい、要件を満たせば個人事業主も対象です。

ホームページ制作費用は補助対象ですか?

IT導入補助金2024は残念ながら、ホームページ制作(ECサイト制作含む)は補助対象外となります。

開業したばかりの事業者も交付申請できますか?

残念ながらできません。

1期は終えている必要があります。

個人事業主の交付申請時に必要な添付書類を教えてください。

  • ・本人確認書類:(運転免許証もしくは運転経歴証明書もしくは住民票(発行から3か月以内のもの)
  • ・税務署の窓口で発行された直近分の所得税の納税証明書
  • ・税務署が受領した直近分の確定申告書の控え

個人事業主のため、法人番号がありません。どうすればいいですか?

個人事業主の場合「法人番号」の記載は必要ありません。

その代わり、個人事業主の生年月日を記入する必要があります。

通常枠の3年の事業計画の策定、賃上げ表明、及び事業計画の達成は、個人事業主の場合はどうしたらいいですか?

個人事業主が将来的に従業員を雇う予定の場合は、将来的な雇用に向けて、書面や規約を用意する必要があります。

従業員がいない、または雇用する予定もない場合は、1.5%の賃上げは役員報酬にかかるのでそれをもとに事業計画を策定しましょう。

まとめ

IT導入補助金2024の理解がかなり深まったのではないでしょうか?

あとは、「やる」と決断し、行動に移すのみです。

IT導入補助金の内容は毎年変わります。

つまり、今のチャンスは今しかないのです。

現に、2023年はECサイトも補助対象でしたが、2024年からは対象外になりました。

もし、今あなたがIT導入補助金に興味があるのであれば、やるだけやってみましょう。

申請するのにお金はかかりません。

また、ITツールも採択が決まってから購入すればいいので、デメリットがありません。

まずはチャレンジしてみましょう!

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IT導入補助金2024のメリットにもデメリットにもなるIT導入支援事業者とは?https://hojokingdom.com/itdounyumerideme/Wed, 24 Jul 2024 05:55:09 +0000https://hojokingdom.com/?p=118

2023年に続き、2024年も盛り上がっているIT導入補助金。 補助金は知っている人だけが得をする制度なので、もしあなたが「興味はあるけどまだ具体的なことを決めていない」という状態であれば、早めに計画を進めることをオスス ... ]]>

2023年に続き、2024年も盛り上がっているIT導入補助金。

補助金は知っている人だけが得をする制度なので、もしあなたが「興味はあるけどまだ具体的なことを決めていない」という状態であれば、早めに計画を進めることをオススメします。

ただし、IT導入補助金の申請を進めていくうえで、この補助金にしかないある特徴があります。

それを抑え、理解して進めていきましょう。

今回は、IT導入補助金のメリットにもデメリットにもなる「IT導入支援事業者」についてお伝えします。

IT導入補助金の3つのメリット

まず、IT導入補助金のメリットについてお伝えします。

IT時代に合っている

近年はご存知のとおり、「IT化」「DX」が進んでいます。

また、インボイス制度も始まっており、企業としての対応を求められています。

でも、変化のスピードが早すぎて正直追いつかない事業主や経営者の方も多いのではないでしょうか?

あなたが経営者の場合、毎日、

  • やらなければいけないこと
  • やるべきこと
  • やりたいこと
  • 緊急対応

などのリストで溢れかえっているのではないでしょうか?

正直、リソースが足りないですよね。

インボイス対応やIT化、DX、作業効率化などは、どちらかというと、「やりたいことリスト」だと思います。

でも、どうしてもやらなければいけないことや緊急対応に追われ、やりたいことは後回しになってしまいますよね。

そんな方のためにIT導入補助金が存在します。

IT導入補助金は5つの申請枠がありますが、その中でも売上に反映させることができる「通常枠」「インボイス枠(インボイス対応類型)」は経営者にとっては嬉しい制度と言えるでしょう。

事業計画が立てやすい

通常の補助金申請は、真っ白なキャンパスに絵を描くように、

こんなことをやりたい→そのためにはこんなことが必要→それにはこれぐらいの費用がかかる→でも、こんな未来が待っている

というように、ゼロから事業計画を練る必要があります。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

これは毎日忙しくしている経営者からしたら、けっこう大変だ!

でも、IT導入補助金は、すでに事務局に登録しているITツールを購入し、その費用の一部を負担してくれる、という補助金なので、どういうITツールでそのツールにはどういう機能がついていて、それがいくらでどういう効果があるのか、というのが事前に分かります。

ということは、事業計画が立てやすいということになります。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

もちろん、自社にとって本当に必要なITツールを導入しよう

IT導入支援事業者がパートナーになってくれる

IT導入支援事業者とは

一般的な補助金と違うところが、IT導入支援事業者の存在です。

「IT導入支援事業者」とは、IT導入補助金を使いたい中小企業や小さなお店をサポートする専門の事業者で、補助金で活用できるITツールをIT導入支援事務局に登録しています。

IT導入支援事業者は以下のようなことを主に手伝ってくれます。

ITツールの説明
導入・運用に関わる相談
補助金の交付申請
ITツールの導入

補助金を申請したい会社やお店は、このIT導入支援事業者と協力する必要があります。

具体的には、次のような流れになります。

IT導入支援事業者とパートナーシップを組む

事業計画を策定

交付申請を行う

ITツール導入

つまり、IT導入補助金を受けるためには、専門のIT導入支援事業者と一緒に計画を立てて、申請手続きをする必要があります。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

このパートナーシップによって、会社やお店は効果的にITツールを導入し、業務の効率化を図ることができるのだ!

また、自社に導入したいITツールは勝手に購入したものでは審査に通りません。

IT導入支援事務局に登録されているツールのみ、IT導入補助金が認められています。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

すべてのITツールが対象となるわけではないことを覚えておこう

シンプルに説明すると…

自社の問題を解決するITツールをIT導入支援事務局に登録されているツールから探すと、Aというツールを見つけた。そのAというツールはAAというIT導入支援事業者が開発したものだった。

この場合、AAというIT導入支援事業者にコンタクトを取り、パートナーシップを組み、Aというツールを導入するためにAAと一緒にIT導入補助金を申請していく流れとなります。

すごく簡単に説明するとこんなイメージです。

IT導入支援事業者と一緒に申請&導入していくというのは、とても心強いことです。

補助金申請は優先順位としてはそこまで高いものではない企業がほとんどでしょう。

そのため、申請を怠けようと思ったらいくらでも怠けることができますし、なんだったら途中で諦めることもできてしまいます。

でも、ある意味、IT導入支援事業者と行うことで、サボれない環境を作ることができます。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

やらなければいけない環境に身を置くというのはとても大事なことではないだろうか

IT導入補助金のデメリット

IT導入補助金の3つのメリットをご紹介しましたが、今度はデメリットです。

IT導入補助金のデメリットはなにかというと、それは、IT導入支援事業者の存在です。

「え、どういうこと!?」と思ったかもしれませんが、なぜIT導入支援事業者がデメリットになるのか、そのワケを解説します。

IT導入支援事業者の存在

まず、通常の補助金を申請する場合は、2つの手段があります。

  • 自分(自社)で申請するか
  • 申請代行業者にお願いするか

この2択。

自分で書類や申請をする事業者もいれば、面倒なことは業者にお願いしようということで、補助金申請代行業者に依頼する事業主もいますよね。

では、IT導入補助金を申請する場合はどうなのかといったら、

  • IT導入支援事業者にお願いする

この1択しかありません

しかも、依頼をするIT導入支援事業者が登録しているITツールしか補助金が降りません。

逆に言うと例えば、『補助金グダム』というITツールを使いたいと思ったら、『補助金グダム』をIT導入補助金事務局に登録している支援事業者にお願いするしかないのです。

なので、IT導入補助金2024のホームページでITツールを検索して、良さそうなものを見つけた。これを知り合いのIT導入支援事業者に申請&導入をお願いしようと思っても、できないのです。

こんなパターンもあるでしょう。

名刺交換をしていく中で、IT導入支援事業者に出会った。でも、その支援事業者が登録しているITツールは特に不要なものだった。

ただ、せっかくのご縁なので、別のITツールの導入をお願いしたい。

これもできないのです。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

IT導入補助金は、ITツールとIT導入支援事業者はセットというルールがあるのだ!

同じような言葉が並んでいて、頭がクラクラすると思いますが、IT導入支援事業者がいることで申請しやすいメリットもあれば、いろんなITツールを取り扱っているわけではないので、IT導入支援事業者は使い勝手が良くて便利なコンビニではありません。

このあたりはデメリットとも言えるでしょう。

IT導入補助金のツールとは

では、どういうITツールが登録されているのか、気になると思いますので、いくつかご紹介していきましょう。

ICHIGO ICHIE

引用:https://kokorodesign.net/service/ichigo-ichie/

営業支援システム「ICHIGO ICHIE」は、営業活動を最適化し、 お客様との『一期一会(出会い)』の可能性を最大化するシステムです。

【システムの主な機能】
顧客データ収集機能
専用のフォームを発行し、WEBサイトへ埋め込み。 資料請求や問い合わせなどから見込み顧客の情報を獲得し 収集いたします。

・顧客管理
収集した見込み顧客をデータベースに登録し、リスト化して管理することができます。また、顧客へのアプローチ状況や商談状況などのステータスをリスト(一覧)で確認するこができ、個別に詳細な内容を登録することが可能です。

・受発注機能
管理画面の顧客ページより、受発注の管理が可能です。「契約→受注→決済→完了」までの一連のフローをシステム内で完結することができます。

・見積書、請求書発行機能(インボイス対応)
商談後の御見積発行機能、契約後の請求書発行など それぞれのシーンで必要な書類をシステム上から発行することが可能です。インボイス制度への対応もしております。

・決済機能
契約後、専用の決済ページを発行し、顧客にオンライン決済をしていただくことが可能です。
【対応決済】クレジット決済・銀行振込

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名ICHIGO ICHIE
IT導入支援事業者こころデザイン合同会社
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格1,920,000円
ジャンル顧客対応・販売支援
決済・債権債務・資金回収
対象業種農業・林業・漁業向け
情報サービス業向け
小売業向け
物品賃貸業向け
飲食業向け
医療業向け
介護業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
建設・土木業向け
製造業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け
将軍ホジョー
将軍ホジョー

営業支援システムなので、「売上を上げたい」「営業の効率化を図りたい」という事業主にオススメ!

営業で抱える悩みを細かく分析し、画期的に解決しています。

でも、「費用がかかる…」となりますよね。それを解決してくれるのがIT導入補助金です。

画期的なITツールを安く導入できるなら、やらない手はありません!

>>ICHIGO ICHIEのお問い合わせはコチラ

蔵奉行クラウド Sシステム

引用:https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/akikura

発注・入荷・仕入・支払・在庫管理などの業務をフルカバーし、クラウドのパワーで誰もが自由にアクセスでき、毎日の仕事が変わる新たなクラウドの仕入・在庫管理システムです。

いつでもどこでも外出先で発注や在庫状況を確認でき、仕入先別・商品別・担当者別など見たいデータの集計・分析やExcel出力、印刷も思いのまま。

リアルタイムな経営判断を可能にします。

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名蔵奉行クラウド Sシステム
IT導入支援事業者株式会社コハマ
IT導入補助金申請枠インボイス枠(インボイス対応類型)
価格288,000円
ジャンル決済・債権債務・資金回収
供給・在庫・物流
対象業種農業・林業・漁業向け
建設・土木業向け
製造業向け
情報サービス業向け
物品賃貸業向け
小売業向け
飲食業向け
医療業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
介護業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け
将軍ホジョー
将軍ホジョー

供給や在庫、物流の業務標準化とDXが簡単にできるところが魅力!

>>蔵奉行クラウド Sシステムのお問い合わせはコチラ

オフィスステーション 労務

引用:https://www.officestation.jp/

人事労務クラウドサービです。年末調整・入退社手続き・健保組合、社会保険などをペーパーレスにする人事労務クラウドサービです。

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名オフィスステーション 労務
IT導入支援事業者株式会社大塚商会
IT導入補助金申請枠通常枠
価格価格帯はいろいろあるため、詳しくは公式サイトをご覧ください
ジャンル総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス
対象業種農業・林業・漁業向け
建設・土木業向け
製造業向け
情報サービス業向け
物品賃貸業向け
小売業向け
飲食業向け
医療業向け
生活関連サービス業向け
専門・技術サービス業向け
保険・金融業向け
運輸業向け
卸売業向け
不動産業向け
宿泊業向け
教育・学習支援業向け
保育業向け
介護業向け
その他サービス業向け
上記のいずれにも分類されない業種向け
将軍ホジョー
将軍ホジョー

総務・人事・給与・労務などのツールを見直したい企業にとってはピッタリだろう

>>オフィスステーション 労務のお問い合わせはコチラ

beat/solo 見守りサービス

引用:https://www.fujifilm.com/fb/product/software/beat

beat サービスは、安心・簡単・便利なネットワーク環境をワンストップかつ低コストで実現し、お客様がコア業務に集中できる環境をお届けします。

beat/solo 見守りサービスは、beatサービスの強固なセキュリティー機能はそのままで、少人数でもご利用いただきやすいコンパクト設計なサービスです。

IPAの「サイバーセキュリティお助け隊サービス制度」に準拠しています。

引用:IT導入補助金2024 ITツール詳細
ITツール名beat/solo 見守りサービス
IT導入支援事業者富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
IT導入補助金申請枠セキュリティ対策推進枠
価格月額10,000円
ジャンルサイバーセキュリティお助け隊サービス
対象業種
将軍ホジョー
将軍ホジョー

大手のサービスだから安心!

>>beat/solo 見守りサービスのお問い合わせはコチラ

IT導入補助金を申請する際の注意点

今回は用途に分けてITツールをご紹介しましたが、ご覧いただいた通り、ITツールは様々なものが登録されています。

どれも素晴らしいITツールですが、どれがいいかは目的次第となります。

  • 自社ではどんな問題を抱えているのか
  • なにを解決したいのか
  • IT導入補助金を使ってなにをしていきたいのか

これらが決まらないと、先に進みません。

なぜなら、IT導入補助金はITツールとIT導入支援事業者ありきだからです。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

IT導入補助金を使う目的をハッキリさせよう!

「ITツールでどんなことができるのか分からない」

こんな方もいるでしょう。

そういう方はお力になれると思いますので、一度『補助金グダム』事務局へお問い合わせください。

問い合わせてみる

まとめ

今回は、IT導入補助金のメリットになるIT導入支援事業者。

これはデメリットにもなりうる、という内容でお届けしました。

IT導入支援事業者の存在はIT導入補助金の大きな特徴になります。

しっかり理解し、誤解のないように申請を進めていきましょう。

ただその前に、目的が決まっていない方はまずは目的。

IT導入補助金は魅力的な補助金なので、今回の内容をキッカケにぜひビジネスの更なる発展を目指していきましょう!

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IT補助金でホームページ制作!おすすめの選び方とランキング【2024年最新版】https://hojokingdom.com/ithojohomepage/Thu, 11 Jul 2024 01:20:08 +0000https://hojokingdom.com/?p=251

「ホームページ制作にIT補助金が使えたらいいな」と思っているそこのあなた。 ホームページ制作にかかる負担が減ったら嬉しいですよね。 ただ、実際は補助金は複雑で、毎年補助金の内容が変わったりします。 自分だけ出遅れると「補 ... ]]>

「ホームページ制作にIT補助金が使えたらいいな」と思っているそこのあなた。

ホームページ制作にかかる負担が減ったら嬉しいですよね。

ただ、実際は補助金は複雑で、毎年補助金の内容が変わったりします。

自分だけ出遅れると「補助金使えたハズなのに、間に合わなかった!」というもったいない事態になりかねないので、今回はホームページ制作に使えるIT関連の補助金についてランキング形式でご紹介していきます。

補助金は知っている人だけが得をし、知らない人は損をします。

今回の内容でまずは知り、理解を深め、そして早めに申請するようにしましょう!

IT導入補助金はホームページ制作対象?

相談として多いのが、「IT導入補助金はホームページ制作対象ですか?」という質問。

残念ながら対象ではありません。そのため、ホームページ制作費用をIT導入補助金で賄うことはできないのです。

ECサイトも同じ。ECサイトはIT導入補助金2023では対象でしたが、2024年からは対象外となりました。

将軍ホジョー
将軍ホジョー

やはり、この世界は早いもの勝ち

もしかしたら他のサイトで「ホームページ制作も対象」という情報を見かけたかもしれませんが、残念ながら「ホームページ制作費用は対象外」という記載がIT導入補助金2024にあります。

では、どうすればいいかというと、今回は他の補助金をご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

ホームページ制作に最適なIT補助金おすすめランキング

補助金名オススメ度最大補助額対象経費の範囲対象事業者の範囲手続きの難易度受付締切日から採択までの期間補助金の柔軟性地域性更新頻度
小規模事業者持続化補助金 最大250万円11種類小規模事業者、個人事業主 約2ヶ月 全国毎年
事業再構築補助金 最大1.5億円11種類中小企業 約2ヶ月 全国不定期
ものづくり補助金 最大1億円8種類個人事業主、小規模事業者、中小企業 約2ヶ月半 全国不定期
各自治体の補助金 自治体による自治体による自治体による 自治体による 各地域限定自治体による
2024年7月現在

小規模事業者持続化補助金

  • 申請枠は5つ
  • 対象者は小規模事業者等
  • 商工会議所または商工会の支援なため、事業者の所在がどこの管轄地域なのかを確認する必要がある
  • ホームページ制作で活用する場合は、上限50万円

小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が自分たちの事業を続けていくために使えるお金のサポートです。

この補助金は、以下のような活動に使えます。

  • 販路開拓
    新しい見込み客を見つけたり、販売先を広げたりするための活動。
  • 業務効率化
    仕事のやり方を効率よくするための活動。たとえば、新しい機械を導入したり、ITシステムを導入したりすることです。

補助額

小規模事業者持続化補助金の補助額について簡潔にまとめた表がコチラ。

申請枠補助率補助上限額
通常枠2/350万円
賃金引き上げ枠2/3
赤字事業者3/4
200万円
卒業枠2/3200万円
後継者支援枠2/3200万円
創業枠2/3200万円
引用:小規模事業者持続化補助金ガイドブック

補助対象経費

小規模事業者持続化補助金の対象経費は下記になります。

  • 機械装置等費
  • 広報費
  • ウェブサイト関連費
  • 展示会等出展費
  • 旅費
  • 開発費
  • 資料購入費
  • 雑役務費
  • 借料
  • 設備処分費
  • 委託・外注費

この11種類の中でホームページ制作に該当するのは「ウェブサイト関連費」になります。

ただし、最大で50万円が上限となり、ウェブサイト関連費のみの申請はできないようになっています。

このことから分かるように、何かしら世の中のためになる新しいサービス、または、自社の問題点を改善するための計画としてホームページを立ち上げるという理由が必要になってくるということを覚えておきましょう。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

つまり、これはどの補助金でも同じだが、ただホームページ制作費用を補助金で賄おうという安易な目的では申請できないということ

将軍ホジョー
将軍ホジョー

目的をハッキリさせ、そのために補助金を活用しよう。目的が補助金をもらうことだと経営がブレるので注意が必要!

小規模事業者持続化補助金でホームページ制作が採択された事例

企業名有限会社大関ナーセリー
業種食品・飲料メーカー
事業計画名商品カタログDX化による顧客ニーズの可視化
引用:採択者一覧
企業名はりきゅう整体 郁
業種療術業
事業計画名WEBサイトによる知名度向上及び機械導入による顧客層拡大
引用:採択者一覧
企業名株式会社中村
業種製造業
事業計画名ホームページのリニューアルとパンフレットよる新規顧客開拓
引用:採択者一覧

小規模事業者持続化補助金について詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

>>小規模事業者持続化補助金

事業再構築補助金

  • 申請枠は5つ
  • 思い切った事業再構築を図る中小企業等を支援してくれる
  • コロナで売上が落ち込んで引きずっている企業は必見
  • 補助上限額は最大5億円(特例の場合)

事業再構築補助金とは

ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編という思い切った事業再構築を図る中小企業等の挑戦を支援してくれる補助金です。

補助額

事業再構築補助金の補助額について簡潔にまとめた表がコチラ。

申請枠補助率補助上限額
成長分野進出枠(通常類型)1/2,2/3100万円〜7000万円
成長分野進出枠(GX 進出類型)1/2,2/3100万円〜1.5億円
コロナ回復加速化枠(通常類型)1/2,2/3100万円〜3000万円
コロナ回復加速化枠(最低賃金類型)3/4,2/3100万円〜1500万円
サプライチェーン強靱化枠1/2,1/31000万円〜5億円
引用:事業再構築補助金公募要領

※特別枠として「上乗せ措置」というのがありますが、今回は関係ないため省略。

事業形態や条件等により補助率や補助額は違うため、詳しく知りたい方は公式サイトをご確認ください。

補助対象経費

事業再構築補助金の対象経費は下記になります。

  • 建物費
  • 機械装置・システム構築費(リース料を含む)
  • 技術導入費
  • 専門家経費
  • 運搬費
  • クラウドサービス利用費
  • 外注費
  • 知的財産権等関連経費
  • 広告宣伝・販売促進費
  • 研修費
  • 廃業費

この11種類の中でホームページ制作に該当するのは、「機械装置・システム構築費」「専門家経費」「クラウドサービス利用費」の3つになります。

事業再構築補助金でホームページ制作が採択された事例

企業名株式会社グリーンメチル
業種学術研究,専門・技術サービス業
事業計画名サプリ&検査業界のDX販促戦略
引用:採択者一覧
企業名有限会社小堀商会
業種建設業
事業計画名建設業特化のAI査定WEBサービス「カチシル」の新規事業構築
引用:採択者一覧
企業名有限会社豊永プランニング
業種建設業
事業計画名アジアン雑貨のEC国内販売で新市場へ進出!
引用:採択者一覧
軍師ホジョン
軍師ホジョン

事業再構築補助金の採択率は全体で50%いかないものが多く、比較的難しいとされている

将軍ホジョー
将軍ホジョー

もし申請する場合は、プロに頼るのが一番である!

事業再構築補助金について詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

>>事業再構築補助金

ものづくり補助金

  • 申請要件別に3つの「枠」と2つの「類型」が設けられている
  • 補助上限額は750万円〜最大1億円(特例の場合も含む)
  • 3つの基本要件を満たし、3~5年の事業計画を立てる必要がある
  • 大型の機械設備や最新のシステムの導入時向き
  • 補助申請額が一定以上の場合に口頭審査アリ

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、企業が新しいサービスや試作品を作ったり、生産方法を改良したりするための費用を、国が補助金として支援する制度です。

例えば、企業が新しい機械を買ったり、世界進出を図る際の費用も支援されます。

補助額

ものづくり補助金の補助額について簡潔にまとめた表がコチラ。

申請枠補助率補助上限額
省力化(オーダーメイド)枠1/2,2/3,1/3750万円〜特例含めて最大1億円
製品・サービス高付加価値化枠(通常類型)1/2,2/3750万円〜1250万円
製品・サービス高付加価値化枠(成長分野進出類型2/31000万円〜2500万円
グローバル枠1/2,2/33000万円
引用:ものづくり補助金公式サイト

事業形態や条件等により補助率や補助額は違うため、詳しく知りたい方は公式サイトをご確認ください。

補助対象経費

ものづくり補助金の対象経費は下記になります。

  • 機械装置・システム構築費
  • 運搬費
  • 技術導入費
  • 知的財産権等関連経費
  • 外注費
  • 専門家経費
  • クラウドサービス利用費
  • 原材料費

この8種類の中でホームページ制作に該当するのは、「機械装置・システム構築費」「専門家経費」「クラウドサービス利用費」の3つになります。

また、ものづくり補助金は3つの基本要件を満たし3~5年の事業計画を立てる必要があります。

  • 給与支給総額の増加
    事業計画期間において、給与支給総額を年平均成長率1.5%以上増加させること。
  • 最低賃金の引き上げ
    事業計画期間において、事業場内最低賃金を、毎年、地域別最低 賃金+30円以上の水準とすること。
  • 付加価値額の増加
    事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年平均成長率 3%以上増加させること。
軍師ホジョン
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ものづくり補助金は補助額が大きい分、複雑かつ難しいとされている

将軍ホジョー
将軍ホジョー

内容の理解が難しいが、活用できればかなり面白いことができる!

ものづくり補助金でホームページ制作が採択された事例

企業名株式会社大王製作所
業種製造業
事業計画名多品種少量梱包体制構築とWEBサイト多言語化で越境EC事業収益化
引用:採択者一覧
企業名株式会社かかし亭
業種食料品製造業
事業計画名高品質冷凍弁当・冷凍食品の開発とECサイトを中心とした全国への販売
引用:採択者一覧
企業名第一印刷株式会社
業種印刷・同関連業
事業計画名地域特性を生したECサイト「地域掘り出しサイト」の開発
引用:採択者一覧

ものづくり補助金について詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

>>ものづくり補助金

各自治体の補助金

地方自治体にもホームページ制作に使える補助金が用意されています。

ここではいくつかご紹介しますが、詳しくは地方自治体のホームページをご覧ください。

中小企業ホームページ作成費補助金(東京都中央区)

概要区内中小企業・個人事業主が新たにホームページを作成する場合、または既に開設しているホームページをリニューアルする場合に、経費の一部を区が補助
対象経費新規にホームページを作成するための制作経費
既に開設しているホームページをニューアルする場合の費用
補助額・一般枠
対象経費の総額の1/2(限度額5万円)
・創業枠
対象経費の総額の2/3(限度額6万円)
引用:中央区ホームページ

>>中小企業ホームページ作成費補助金(東京都中央区)の詳細はコチラ

ホームページ作成支援補助金(東京都豊島区)

概要企業のPRや販路拡大を目的としたホームページ・ECサイトを、新規で作成する中小企業者に対し、その経費の一部を区が補助
対象経費新設のホームページの作成にかかる外部委託経費
新設のECサイトの作成にかかる外部委託経費
補助額対象経費の1/2・上限額5万円
引用:としまビジサポ

>>ホームページ作成支援補助金(東京都豊島区)の詳細はコチラ

「がんばる岸和田」企業経営支援補助金(大阪府岸和田市)

概要岸和田市内で創業を予定している、または、岸和田市内で創業後5年未満の事業者に対し、創業に係る費用及び創業時の販路開拓に係る費用の一部を補助
対象経費ホームページの新規作成に係る費用
パンフレット及び名刺の作成に係る費用(デザイン・印刷等)
他社サイトや広告媒体への新規掲載費用
宣材写真の撮影に係る費用
看板の製作、設置に係る費用
自社の商品やサービスをPRするための紹介動画制作費用
その他、開業時の広告宣伝に係る費用
補助額対象経費の1/2・上限額10万円
引用:岸和田市ホームページ

>>「がんばる岸和田」企業経営支援補助金(大阪府岸和田市)の詳細はコチラ

就職サイト等活用事業費補助金(愛知県豊橋市)

概要新卒者や転職者を正規雇用するために就職情報サイトへ求人情報を掲載した場合や、若手採用に効果的なホームページ作成・改良した場合に、経費の一部を補助
対象経費就職サイトに正規雇用の求人情報を載せる際の掲載費
採用ホームページ作成又は改良に係る外部委託に要する費用
採用ホームページ作成ソフト及びその解説書の購入費
ドメイン取得費
採用ホームページ作成費用に付随する動画・写真撮影費
その他市長が適当と認める経費
補助額対象経費の1/2・上限額20万円
引用:豊橋市ホームページ

>>就職サイト等活用事業費補助金(愛知県豊橋市)の詳細はコチラ

事業形態や条件等により補助率や補助額は違います。

また、募集終了になるものや内容が変わるものもあります。

詳しく知りたい方は各自治体のホームページをご確認ください。

軍師ホジョン
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地方自治体の補助金は国の補助と比べると、補助額は小さい傾向にあるが、知らないと損をすることになる。一度自分の自治体の補助金を確認しよう

IT補助金をホームページ制作で利用する場合のポイント

補助金内容をキチンと理解する

正直、補助金は難しいです。

公式ホームページを読んでも分かりづらいし公募要領が長いと読む気も失せてしまいます。

毎日忙しい中で、補助金の勉強に充てる時間はもったいないかもしれません。

でも、経費の一部を補ってくれるのであれば、使わない手はありません。

補助金は知っているか、知らないかの差。

知っている人だけは得をし、知らない人は損しています。

まずは、お目当ての補助金の理解を深めるようにしましょう。

軍師ホジョン
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100万円でも50万円でも補助してくれるのは大きいことなハズ

補助金の目的を明確にする

「補助金をもらうためにアレをやろう」という補助金をもらうことが目的になっているとビジネスの本質を見失ってしまいます。

補助金を利用する際にありがちですが、これだとやはり生き残っていけないのではないでしょうか。

目的がブレがちですが、あなたのビジョンはなんでしょうか?やりたいことはなんでしょうか?

ぜひこの機会に目的を明確にしてみてください。

将軍ホジョー
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そうすればきっと面白いことや楽しいことができるハズ!

補助金はそれぞれ条件があり、対象経費でも例外がある

補助金はそれぞれ内容が異なり、補助対象や補助額も異なっています。

また、内容が年内に変わったり、申請枠が無くなったりします。

常に公式ホームページはチェックするようにしましょう。

補助金の不正受給はやってはいけない

数ヶ月に一度、必ず不正受給者が逮捕されています。

将軍ホジョー
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当たり前だが、不正受給はやってはいけない!いつか天罰が下ることを覚えておこう

不正受給者は会社名が発表されたり、せっかく受け取った補助金を返還しなきゃいけません。

あまりにもリスクが大きすぎるので、気をつけましょう。

不正受給にならないためにもキチンと目的を持つことをオススメします。

IT補助金でホームページ制作したい方へのまとめ

さて、今回はホームページ制作に最適なIT関連の補助金をランキング形式でお伝えしてきましたが、気になったものはありましたでしょうか?

ぜひ興味が湧いたものは、一度真剣に調べてみてください。

補助金にはそれぞれ申請期限があります。

それを過ぎると、次の募集がいつか分からないものがほとんどです。

また、次回募集があっても内容が変わっていることはよくあります。

今の補助金は今しかないので、申請するためにすぐ動きましょう。

IT導入補助金を活用して事業拡大や事業展開をしたい。でも、具体的にどういうITツールがあって、どんなことができるのか知りたいという方は、補助金グダム事務局までお問い合わせください。

想像を超えるくらい面白いことができることを知るキッカケになるでしょう。

一度、相談してみる

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IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠とは?特徴や注意点などを分かりやすく解説!https://hojokingdom.com/ithojo-digitalbased-multiple/Thu, 04 Jul 2024 09:03:13 +0000https://hojokingdom.com/?p=230

IT導入補助金2024には5つの申請枠があり、その中でもイチ中小企業や個人事業主に比較的関係ないのが「複数社連携IT導入枠」 逆に知っておいたほうがいい事業主は、商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合、町の活性 ... ]]>

IT導入補助金2024には5つの申請枠があり、その中でもイチ中小企業や個人事業主に比較的関係ないのが「複数社連携IT導入枠」

逆に知っておいたほうがいい事業主は、商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合、町の活性化の担い手として事業に取り組むことができる中小企業者となります。

ただ、複数社連携IT導入枠はけっこう複雑なので、今回は分かりやすく解説していきます!

実はコレ、けっこうスゴい補助金です!

IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠とは?

IT導入補助金2024のホームページには下記のように書いてあります。

業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者のみなさまが連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援

引用:IT導入補助金2024
将軍ホジョー
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簡単に説明すると、繋がりがある企業同士、みんなでITツールを導入して1社だけではなく全体の生産性を上げようというものだ

軍師ホジョン
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簡単な例で例えてみよう


Z地方にZZPayという地域独自の電子通貨を発行し、Z地方の様々な店舗でZZPayを使えるようにしたい。

そうすることで、ZZPayアプリを入れている消費者に効果的な広告やクーポン、キャンペーンなどを配信できる。

また、Z地方への誘致にも繋がる。

さらに、ZZPayを導入する店舗にはユーザーの購買行動やデータを分析できるソフトウェアを導入したい。


複数社連携IT導入枠ではなんと、こういった大規模な計画の際に発生する費用に補助金が降ります。

将軍ホジョー
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地域や事業主を巻き込んで面白いことができそうだ!

IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠の特徴

複数社連携IT導入枠の特徴は主に、3つあります。

補助額
規模
申請の違い

1つ1つ解説していきます。

複数社連携IT導入枠はいくらもらえる?

補助額は下記をご覧ください。

基盤導入経費(ソフトフェア)

補助率補助額
3/4以内 ※150万円以下×グループ構成員数
2/3以内50万円超〜350万円以下×グループ構成員数
引用:IT導入補助金2024

※1 小規模事業者は4/5以内

基盤導入経費(ハードフェア)

補助率補助額
PC・タブレット等1/2以内10万円×グループ構成員数
レジ・券売機等1/2以内20万円×グループ構成員数
引用:IT導入補助金2024

消費動向等分析経費

補助率補助額
2/3以内50万円以下×グループ構成員数
引用:IT導入補助金2024

※基盤導入経費と消費動向分析経費の合計額は3000万円が上限となります

その他経費

補助率補助額
2/3以内200万円以下※2
引用:IT導入補助金2024

※2 補助額上限は【基盤導入経費と消費動向等分析費の合計額】×10%×2/3(補助率)もしくは200万円のいずれか小さい額

グループ構成員とは?

複数社連携IT導入枠の中で、「グループ構成員数」という言葉が出てきます。

このグループ構成員とは、複数社連携IT導入枠を申請するグループを構成する代表事業者及び参画事業者の総称です。

また、代表事業者は参画事業者の中の1社が担うことになっています。

なので、たとえば、1代表事業者、10の参画事業者がいた場合は、グループ構成員数は「10」となります。

中小企業、小規模事業者等の定義

中小企業と小規模事業者の定義はそれぞれ、下記の通りに定められています。

中小企業の業種資本金(以下)従業員数(以下)
製造業、建設業、運輸業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業3億円900人
ソフトウェア業、情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種(上記以外)3億円300人
医療法人、社会福祉法人、学校法人300人
商工会、都道府県商工連合会、商工会議所100人
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体
特別の法律によって設立された組合、連合会
財団法人、社団法人(一般、国益)
特定非営利法人
主たる業種に
記載の従業員規模
引用元:IT導入補助金2024
小規模事業者の業種従業員数(以下)
商業、サービス業(宿泊業、娯楽業除く)5人
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人
製造業その他20人
引用元:IT導入補助金2024

IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠の採択率は?

締切申請数交付決定数採択率
1次分2150%
引用元:IT導入補助金2024
軍師ホジョン
軍師ホジョン

かなり面白い申請枠ではあるが、周りを巻き込んだりするのは大変で時間もかかるという面から申請数は劇的に少ない

複数社連携IT導入枠の対象事業者

通常枠は自社のことだけを考えればよくて、周りのことは特に考える必要はありませんでした。

しかし、複数社連携IT導入枠の場合は周りを巻き込まないと使えない申請枠となります。

複数社連携IT導入枠を申請する参画事業者、いわゆる「グループ構成員数」は「10者以上」と決まっています。

そのため、「興味ある!」「やってみたい!」と思っても賛同してくれる事業者が最低でも10者いないと申請ができません。

軍師ホジョン
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このあたりはとても魅力的な申請枠なだけにもったいない

将軍ホジョー
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でも、この申請枠はとても面白いのは間違いない!

複数社連携IT導入枠の申請の違い

通常枠やインボイス枠などは下記のような流れになります。

IT導入補助金の理解を深める

まずは、IT導入補助金2024がどういうもので、5つの枠の公募要領がどういうものかを確認して理解を深めましょう。難しい内容ばかりですが、がんばりどころです。

導入するITツールとIT導入支援事業者の選定

IT導入補助金を理解したうえで、どんなITツールを導入するべきかを考えましょう。また、同時にパートナーシップを結ぶIT導入支援事業者も決めなければなりません。

よく分からない場合は、なるべく早めにIT導入支援事業者に相談することをオススメします。

またITツールとIT導入支援事業者は検索できるようになっていますので、一度ご覧ください。

>>ITツール・IT導入支援事業者検索

申請に向けての準備

いよいよ申請の準備をしていきます。

まず、「gBizIDプライム」のアカウント取得、「SECURITY ACTION」の宣言という2つが必ず必要になってきます。

「みらデジ経営チェック」という無料診断ツールの実施も必要。

同時に、書類の準備もしていきます。

IT導入支援事業者と相談&申請

補助金の申請は複雑で難しいです。

不採択になることもあるので、必ずIT導入支援事業者に相談しながら進めていきましょう。

そのために、強力なバディを見つける必要があります。

採択or不採択

申請内容は、審査を経て採択か不採択かの通知がされます。無事、採択されれば、補助金を使っての事業を開始することができます。

ITツールの発注・契約・支払い・導入

申請内容に基づいてITツールの導入を進めていきます。

申請内容通りにしないと虚偽の申請となるため、注意しましょう。

ITツールの費用は、先にもお伝えしている通り、まずは全額負担となります。

事業スタートの報告

実際に「ITツールを導入して事業をスタートさせましたよ」という報告を事務局にしないといけません。

請求書や振込明細、ITツールを導入したものと分かる証拠書類を事務局に提出します。これらを「事業実績報告」といいます。

補助金交付

以上を経て、補助金が交付されます。

効果報告

補助金が降りたからといって、安心してはいけません。

実は、ITツールを導入した後の効果報告を定められた期限内に報告しないといけません。これを怠ると補助金の返還の可能性が出てくるので、覚えておきましょう。

しかし、複数社連携IT導入枠は、申請や流れが異なります。

軍師ホジョン
軍師ホジョン

複数社が関わってくるので複雑だが、この辺りもやはりこの申請枠の難しいところと言えます

本来であれば、シンプルのほうがいいはずですが、この申請枠に関しては特殊です。

まずは、IT導入支援事務局が用意している詳しい資料を熟読してみましょう。

>>複数社連携IT導入枠の流れを理解する

IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠の補助対象

複数社連携IT導入枠の補助対象となる経費は下記になります。

1.基盤導入経費

  • 「会計・受発注・決済」の機能を保有するソフトウェア、そのオプション、役務
  • ソフトウェアを使うハードウェア

2.消費動向等分析経費

  • 異業種間の連携やユーザーの購買行動分析、取引のデジタル化を支援するソフトウェアや関連するオプション、サービス、および必要なハードウェア。たとえば以下のようなものです。
  • データ統合ソフトウェア: 異なる業種やデータソースからの情報を統合し、一元化するソフトウェア。
  • CRMシステム: 顧客情報を管理し、異業種間での連携やマーケティング活動を支援するシステム。
  • 地域分析ツール:購買データや地域経済の動向を分析し、ビジネス展開や戦略策定に役立つツール。

3.その他経費

  • 参画事業者を取りまとめるための事務費、専門家費

IT導入補助金2024複数社連携IT導入枠のスケジュール

申請の締切がありますので、IT導入補助金2024のホームページを常にチェックするようにしましょう。

2024年7月上旬現在ですでに決まっているスケジュールを記載します。

3次締切日2024年8月23日(金)17:00
交付決定日2024年10月3日(木)(予定)
事業実施期間交付決定~2024年12月9日(月)17:00
事業実績報告期限2024年12月9日(月)17:00
引用:IT導入補助金2024

まとめ

IT導入補助金2024の申請枠の中でも、複数社連携IT導入枠は特に注目すべき存在です。

この枠は商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合、町の活性化を担う中小企業者が共同でITシステムを導入する際に活用できます。

ただし、その複雑さと時間のかかる性質から、理解を深める必要があります。

この枠は他の申請枠と異なり、複数の企業や団体が関与するため、協力体制の構築が不可欠。

そのための準備と計画が必要ですが、その成果は非常に魅力的です。

特に地域社会への貢献や経済的な活性化に大きく寄与できる可能性があります。

分からないことがありましたら遠慮なく当サイト『補助金グダム』事務局へお問い合わせください!

相談してみる

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